ユンジェ呟きとFF保管庫
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The Chance Of Love(YJ):02

The Chance Of Love(YJ):01

(ユンジェFF)With All My Heart:05




この記事はFF(ファンフィクション)です。
ご本人様及び実際の団体とは一切関係がございません。
カップリングに抵抗のある方は回れ右でお願い致します。


























★★★★★














「ジェジュン」




ジェジュンの退院の日――宿舎に帰ってきて荷物の整理をしていた彼を呼び止めた。





「ちょっと話がある」

































俺の部屋に招くと、ジェジュンはあからさまに顔を顰める。



「――なに、また説教する気なら聞かな…」



「悪かった」



ジェジュンの言葉の終わりを待たずに、彼の目の前で頭を下げる。
息を飲んだジェジュンは、明らかに同様の声を上げる。



「なに――どういう風の吹き回し…?」
「自分が間違っていたから謝ったんだ」



まだ彼と目を合わせるのは怖く……じっと視線は床に――、ジェジュンの足の指先を見つめる。




「間違ってたって…」
「今回のことでよくわかった。ジェジュンがやってくれたこと、俺がやってきたこと――お前が倒れたってとき、俺、本当に心配だった」
「―――……。」
「倒れた時だけじゃない、夜遅くに帰ってきて、顔色も悪くて朝も疲れが取れない状態……そんなお前を見てて思った。」






「お前も、きっと俺と同じ気持ちでいてくれてたんじゃないかって」







お互いの配慮はあるのに口に出さず――俺とジェジュンは頑固で似た者同士で…だけど、似ているけれど、自分自身ではない。







「怖かったよ。倒れたって聞いたとき…長期入院だったらどうしようとか、これからまた一緒に歌っていけるのかとか…すごく、不安になった。――でも、そのことがあって、お前が俺の変わりをしてくれてたって聞いたとき…それは俺になるかもしれなかったって、気づいた。――きっと、お前も…弟たちも…きっと同じ気持ちでいてくれたのかなって…そう、思った」





一語一句、良い逃しのないように思いを届ける。
俺は思いやりのある言葉を選ぶのは苦手で口下手で――でも、だからこそ、きっと本気の言葉だって、ジェジュンもわかってくれているはずだ。






「弟たちに言われて気づいた――……本当は、自分で気づければ一番良かったんだけどさ」




ははっと軽い気持ちで笑い、視線をあげようとしたが……それは、叶わなかった。
自分の視線いっぱいにジェジュンの腕…それが、俺の動作を自由にさせてくれなかったから…。



「――心配、したんだ」


震える声が頭上に響けば……胸がじんと熱くなった。



「ごめん」
「心配してたんだ――ずっと…でもなんか、…うまく伝えられなくて…」
「うん――ごめんな」




今までの距離を埋めるようにそっとジェジュンの背中に指を添えれば、お互いの体温が広がって……じりじりと燃えるような胸の中、――。




自然と、涙が一筋、頬を伝った。





「バカだな、ユノも――俺も……言葉を伝えるのを諦めなければよかったのに」
「うん」
「お前ならわかってくれるって――そう思ってて…俺たちは同じ人間じゃないんだから、…そんなことできるはずないのに」
「――でも、同じ人間じゃないからこそ、すれ違うこともあるし、こうやって抱きしめ合えるんだ…」







「だから俺は――お前と同じ人間じゃなくてよかったって……そう思うよ」







少し緩んだジェジュンの腕をゆっくりと解く――やっと見れた彼の瞳も自分と同じように涙でぐちゃぐちゃに濡れていたけれど――。






「俺も…お前の瞳を見てきちんと謝りたかった――ごめん……それと…」






とても…。






「――ありがとう、ユノ」






とても…、きれいに笑った。












――ああ、やっぱり……永い夢の中から連れ出してくれたのは、お前だったんだな…ジェジュン。






























「もう、泣くのは最後にする」




泣き疲れたせいか、若干瞼が重くなっている瞳で、ジェジュンをまっすぐ見つめる。




「もう泣かないように、いつでも笑っていられるように――自分の大切なものを全部守る…今ここで神様に誓うよ」




ぎゅっと両手でジェジュンの手を握り込むと、彼の指は少しだけ強ばって――だけど、今度は内側からやんわりと握り返してくれた。




「俺は神様に誓うほど信仰心があるわけじゃないから……」




少しだけバツが悪そうに俯く――けれど、その声は決意に満ちていて。




「だから、…俺は、お前に誓うよ――…ユノ。大切な人達が苦しくないように、悲しくないように……お前と一緒に、守っていくよ」







交わった視線は、――今まで見てきたどのジェジュンとも違う……とても、暖かく、強い瞳だった。




































ジェジュンの体調もすっかり良くなり、俺も仕事復帰を果たした。
初日からやれ挨拶回りだなんだと休む暇もなかったけれど――とても充実した日々。
あの日、ジェジュンと俺が和解した日――部屋から出てきた俺たちを弟たちは何も言わず抱きしめてくれた。
何も言わなくても、感じてくれる――理解しようとしてくれる……その気持ちを無下にしないように、と俺もみんなをありったけのチカラで抱き返した。







移動バスの中はいつも通り賑やかに道を進む。

ジュンスの鼻歌をチャンミンが拾い、ユチョンがハモって、ジュンスが横取りするなとチャンミンを怒る、の無限ループを繰り返していた……はずなのだけど。
















「静かになったな……」





いつの間にか車内の音は小さな寝息に変わっていた。





「疲れたんだろ――今日結構動き回ったし」
「まあな……、ジェジュンは疲れてない?」
「うん、…まあそれなりに……でも少しの空き時間にでも友達にメール打っちゃいたい気もする」
「ふうん、マメだなぁ」




俺にはできないことだ。と付け足すとジェジュンがくすくすと肩を揺らして笑う。
忙しなく動くその指先を見ていたら…瞼がだんだん重たくなってきて…ふあ、とでかいアクビが出てしまった。







「眠いなら寝とけよ?」
「――ああ、うん…そうするかな……」








そんなダメ押しの言葉に負け、もぞもぞと寝支度を整えていると…ふと、ジェジュンの腕が当たる。
その瞬間――彼に抱きしめられた体温を思い出して……。









「ジェジュン」








触れたくなった。










「――肩、…貸してくれる?」












一世一代とも言える勇気を出したその一言にジェジュンはぱちぱちと瞬いて……何それ、甘えてんの?ユノが?なんて辛口なコメントをしながらも、そっと擦り寄って肩を貸してくれるジェジュンが可愛くて、自分だって甘えてきてるんじゃないか、なんて…思わず笑みがこぼれた。





















*****06へ




今日参戦の方はお気を付けていってらっしゃいませ!!*^^*




なかなか現在にお話が戻ってこれず…(^_^;)
そろそろくっついてもらわないとなーとは思ってるのですが…長い…。。。
なんか久々だからなのか言葉のボキャブラリーが乏しいのです……文章力ほすぃ…。
他所様の僕呼びジェジュンがめっちゃ可愛い…憧れる……^///^
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