きっかけは、てんかん発作② | Kira☆Deco~maimai~

4月13日(水)

日付がかわり、舞ちゃんが時々起きるが
やはりおしっこが出ない。
でも水を欲しがるので、少し飲ませる。
前日16:30にうんpしたきり、、、
この様子では、きっと朝までもたない。
呼吸に変化が出たら病院いこう。


埼○動物医療センターの診察券を準備。
(2018年に、夜間診察と、その後直腸検査と
 病理検査でお世話になった病院。)


4:05

舞ちゃん起きる、やはりトイレに行きたそう。
でも出ない。
すぐにYouTubeで圧迫排尿を調べるが
うまく出せない。。。
お腹張ってるし、舞ちゃんもおしっこ出なくて
少し呼吸があらい。
家から5分の中○病院が開くのはあと5時間。

いや、無理無理。
膀胱炎なるし、血尿の心配もある。


すぐに夜間診療に電話する。
ここは基本留守電で、順番待ちの場合もあるが
折り返し電話をくれる。
ガイダンスが流れ、
夕方の出来事、それ以降おしっこが出ず
現在お腹が張って呼吸があらいことなど、
メッセージを伝え電話を切る。


旦那さんが仕事のために起きてきた。
これから夜間行く事を伝える。
折り返しがまだだけど、たぶん診てもらえる。
ご飯は、旦那さんがコンビニで
買ってくれてたので、そのままいける。


10分くらいして、折り返しの電話がきた。
診てもらえるとの事で
1時間はかからずに到着できる旨を伝え切る。


4:45出発して高速乗って、病院へ。


キャリーバッグに毛布詰めて
舞ちゃんを両サイドから支えて
毛布で固定できるようにして
ドライブボックスに入れてさらに固定。


5:40病院到着。

当直は、女性の藤○先生。
あれ、見たことある、以前の夜間のときも
診てくれた先生だ。


すぐに診察してもらい、
昨日からの流れを細かく説明。
先生の見立てでは、やはりヘルニア。
やはり。
確定診断がほしいのであればMRIだが、
症状としては、よくある椎間板ヘルニアの
症状だと言えると思いますと。
ですよね。

ヘルニアのきっかけは、てんかん発作であると
そう言えると思います。
年齢的にも、些細な事でもヘルニア発症する
心配のある頃でもありますしね。




昨日から私の考えてた事が、全て
パズルのピースのようにはまっていく。
全然いいことではないのだけど。
つまりは、MRIしなくてもヘルニアの
判断材料が揃い確定していくわけなのだが。


そして、おしっこを出すため
先生にお任せして、待合室でまつ。

その間に、ルイママに連絡入れて
もしかしたら迎えに行けないかもしれない事を
連絡してまつ。





しばらくして、また診察室へ。
先生
やはりおしっこが溜まっていて、
呼吸が苦しかったのは、おしっこが出せなかった
ためですね。
エコー検査をして膀胱の状態もチェックしながら
お腹に針を刺して抜きました。
おしっこの検査もして、菌による悪さなどは
見られませんでした。
圧迫排尿もやってみましたが、この子は
わりと圧迫排尿もスムーズな方かと思います。

ひとまず安心。。。
そしてやっぱヘルニア。。。



「現状だと、先生の見立てでは、グレードは
 いくつくらいと考えてますか?」

私の予想は4〜5


「そうですね、なんとも、、、昨日ステロイドを注射してるそうなので、こちらでは今回
消炎鎮痛剤をお出しします。
2、3日安静にして、炎症起こしてる部分がこれで落ち着くと、感覚が戻ってきて、
それだとグレード1〜2と言えます。」


なにその曖昧な。。。でも確かに、
これで感覚戻るなら軽度ともいえる??
え、でもまって
自力で排尿できなくなってて軽度はありえん。
この先生、無責任なこと言えないから
はっきりと言わないだけだ。


「手外科術を考えるなら、
うちにも神経科の専門がいるのと
MRIを持っているので
昨日の鍼の先生のところで、
紹介状を書いてもらってきてください。
夜間は人手がいない事もあり、
今すぐは検査できませんが、
それほどお待たせしないで検査できると
思います。
それから、舞ちゃんお尻が擦れて、すこし赤くなっているので、保護してあげてくだい。」


ほんとだ。。
後ろ脚がだらんとしてて、本来体重かけない
ところで体を支えてるためだろう。
お尻の下ふかふかにして気にしなくちゃ。


ひとまず、舞ちゃんはおしっこ出してもらえて
落ち着きを取り戻したので
私もひと安心。。。
だけど、病院終わるのが7時を過ぎてしまい
8時半までにルイママの家にお迎え行くのは
無理になってしまったので
その連絡を入れて、家に帰る事に。

間に合えば、ルイの歯医者で
今日は舞桃の予約入れてないけど
鍼の先生もいるし
飛び込みで鍼をお願いできたら、と思ってた。
でも時間的にも無理になってしまった。

でも、この選択でよかったんだと
後になっておもった。


帰りは、ひとまずおしっこ出せた事に安堵して
ほぼ寝てなかったので、眠気とのたたかい。


8:30に帰宅して、すぐに中○動物病院へ
行きたかったけど、とにかくフラフラしてて
午前診療のうちに行こうと
舞桃にご飯食べさせて、舞ちゃんは
夜間診療でもらった消炎鎮痛剤を飲ませ
2時間仮眠してから病院へ。

今度は、希望していた鍼の先生である
副院長先生を指名して、
昨日、ヘルニアを疑って駆け込んだけど
こちらの先生にヘルニアではないと
言われた事、その後足が完全に動かなくなり
排尿障害も出ている事、夜間にかけこんだ事、
そちらでもヘルニアと言われた事
全部話して、副院長先生の見立てはヘルニア。
やはり感覚はない。
反射神経のチェックするも何も反応しない。
グレードについての質問には、
先生の見解は言ってもらえず。
そして、1回目なので軽めの鍼治療をする事に。

副院長先生は
ヘルニアの患者が多く鍼治療に通いで来てる。
早い子は4回目くらいから効果が出ている。
現状で歩けない子でも3ヶ月くらいで
歩けるようになる子もいる。
そのためには、とにかく安静に過ごす。



あれ、鍼治療前提ばかりだな。
3ヶ月?3ヶ月安静?かもしれない話?
しかもほんわかしゃべる。

「鍼治療で、この子の現状だと、どれくらいで
効果があるとか、先生の見立てはどうですか?」

「どうかなー、その子の個体差もあるからね
とりあえず週2回で4回以上通ってみないとかな」

「週2回ですか、毎日でもいいですけど」

「毎日鍼治療しても、即効性はないんだよー
それに1回6000円するんだよー、焦らずゆっくり
経過を見守る感じかなー。」

そもそも鍼治療は治すものではない。
あくまでも痛みの緩和目的。
もし、舞ちゃんのヘルニアが
全体的に炎症起こして飛び出さずに
盛り上がってるタイプなら、
鍼治療の効果は期待できる、でも、
よくある椎間板が飛び出したタイプだとしたら
飛び出した椎間板が鍼治療で
元に戻ることはない。

3ヶ月鍼治療で安静にしていたら
筋力もなくなってしまう。
その筋力を元に戻すことも大変な事だし
かといって鍼治療で良くなる保証もない。
現状、自力で排尿ができないのは
かなり重度ではないのか。


私の予想するグレード4以上が正しかったら
のんびり鍼なんて打ってる場合じゃない
のではないか。。。
舞ちゃんの症状がとても深刻なら
迷ってる時間はない。



「先生、外科手術を考えるなら、MRIが必要だし、時間との勝負だと思いますが、いつまでに決断すべきですか?」



「そうだね、外科手術した方が、治りは早いかな。決断するなら2週間以内、かなー。」




先生がまったり話すほど、
私の頭は冴えて、知り得る知識と病院が
頭の中をかけ巡る。


ここにくる患者さんは、
あくまでも鍼治療が多いんだな。
術後に鍼治療の子もいるだろうし、
手術はしないで鍼治療だけの子もいるようだ。
グレードにかかわらず。



ひとまず、夕方、舞ちゃんのおしっこを
出してもらうために、また来院の話をして
帰宅することにした。




内心は、外科手術をする方向にほぼ決めてた。
でも、中○の先生は、ほんわか鍼治療で
焦らずゆっくり〜な事を言うので
私の判断は間違っているのか、
でもやはり、進行性のヘルニアだったら
数日後には舞ちゃんは死ぬかもしれないのだ。
もしそうなら、誰にもとめることはできない。
でも、脊髄軟化症でなくても、
早急に圧迫を取り除けたら
更なる悪化は防げるし、感覚の戻りにも
期待がもてる。
逆に2週間悩んでいたら後悔すると思った。


昨年11月に舞ちゃんの避妊手術をしてくれた
高○動物病院の院長先生が外科手術を
得意としていて、
ホムペにも書かれてるくらいなので
それを期待して、
院長先生の判断を仰ごうと、
中○動物の後、午後イチで行くことにした。





続きます。