質問メールを出したのが6月4日。

最初の返信は5日の夕方に届きました。


最初にした質問は6つ


①毎回治療に凍結精子細胞を5本使うならば、次が最後の治療になるのか?


②凍結精子細胞を5本使うということは、精子細胞の状態が悪いのか?


③私自身の不育、着床検査等は必要ないのか?


④(Microteseにて得られた精子細胞の状態から、治療は何回もできないことはわかっているのに)なぜ最初からベストと思われる方法の提示や、これからの治療の方針をしっかりと説明してくれなかったのか。


⑤Microteseはもう一度できるのか


⑥院長メールじゃなくて、他の(医療安全室や医療相談室などの)対応窓口はないのか?


最初の返答では②と⑤の返答をしてくれまして、次は院長診察を指定してくれたら、そこで全て納得できるまで説明するからと。リスクマネージャー(←病院への不安やクレームに対応してくれる、病院で働く職員)なんてものは、いないようですね。院長の対応って、雑だから、聞きたい事聞けないだろうな。


そして、返答


②凍結精子細胞を5本使うということは、精子細胞の状態が悪いのか?

→ご主人の精子細胞は非常に少なく5本使ってやっと卵と同じくらいの数しか見つかりません。
状態が悪いのではなく、数が非常に少ないからです。


⑤Microteseはもう一度できるのか

→micro-TESEは一回きりだけです。




以上。あとは直接聞いてくれ!という感じ。




あとあと、考えたりするのに、文章で残る方がいいので、さらに質問を繰り返してみる。追加送信 6月5日。




⑦凍結精子が少ないとのお話ですが、一本に何個ずつ細胞が分配されているのでしょうか?

⑧15本に分ける必要があったのでしょうか?

⑨精子細胞が融解時に変性して使えなくなっているということでしょうか?
一本につき凍結した細胞が、何個変性したのか教えてください。

⑩5〜7個の卵を授精させるために5本の凍結精子細胞を融解するということは、頻回に見られる事なのでしょうか?

「次にうかがう時は、カルテ開示を希望します」の一文を添えてみた。



2日経った今日、6月7日夕方に返信が到着。

今回は全部になんとなく返答してくれてる様子。





経験上15本凍結すれば、大体は妊娠できる人は妊娠します。

→「大体は妊娠できる人は、妊娠します」って、そりゃそうだろうよ。と、一発目の文章で腹がたつ。


あなたの場合には、数が非常に少なかった為に、

15本の中の濃度も普通の方の2倍、3倍濃くして凍結しております。

→それがどういう事なのかがわかりません。普通に考えると、濃度が濃いとは、凍結1本に沢山の精子細胞を入れましたって事になるのでは?


凍結精子細胞の世界では、少ない細胞を丁寧に分けて薄く凍結する事を「濃度が濃い」というのかな?


だ!か!ら!何個づつ入ってますか?!って聞いてるのに答えがあいまい。そういう明言しない作戦なのね、きっと。だから、

⑧の15本に分けた理由は説明なし。



精子細胞が、融解時に変性したのではなくて、元々数が非常に少なかったという事です。


融解した精子細胞は、正常な状態でした。

⑨融解時のダメージは全くないなんて本当?!

しかし、数が少ないって最初からわかってるなら、それなりの対応があるでしょうよ?


5本の凍結精子細胞を融解する事は、精子細胞の数が少ない方の場合には、珍しくありません。

⑩珍しくないから、適当に流れ作業で診察して、治療の振り返りも、治療の進め方も説明がないのですね。




夫婦にとっては藁にもすがる貴重な15本の凍結精子細胞ですが、セントマザーにとっては、珍しくない細胞の少なさの15本って事なんだろうな。と深く傷ついた返信でした