1:3:5 | Someday, Somewhere

Someday, Somewhere

~ようこそ、詩音(shion)のブログへ~

歌唱王」という番組で、審査審の大友さんが評価コメントの中で

「最初の4小節で聞く人の心を掴む、本人はどう歌うか考えていて、サビまでもっていき、

サビでも離さない」というようなことを話されていました。


私はジェジュンの歌のうまさはまさしくこれだと思います。

最初の4小節、場合によっては第一声でその歌の世界というか雰囲気を表現するうまさ

だと思います。


今回の新曲「wake me up」もそうですし、「creation」もそうだと思います。

5人時代からそうでした。

そして一曲の中のストリーの起承転結を歌い方で表現することができるところだと思います。



ソウルのコンサートで2人トンが「love in the ice」を歌ったのをユーチューブで見ました。

この歌は5人トンの歌の中でも難しい部類の歌だと思います。

低音域から高音域まである歌で、表現も難しい歌だと思います。

5人だから歌えていた歌だと思います。

それを2人だけで歌ったというのは、努力をしたのだろうと素直に思いました。

以下は勝手な感想ですのでテキトーにスルーしてください。


「love in the ice」は好きな歌です。

決して明るい歌でもなくて、むしろ切ない。

人が生きる意味というのか、存在する意味のようなものを感じます


だからここに存在する「愛」も「恋愛」ではなくてもっと広く深い愛を感じます。

そして、君は1人じゃないよ、ここにいていいんだよ、君は愛されているんだよ・・・って

ジェジュンがこの歌で涙した理由もわかるような気がします。


この歌は短い小説のような感じですね。

ちゃんと感情の起承転結を表していますね。そのキーポイントの歌詞を歌っているのが

ジェジュンだと思います。


これは誰かを説得するときと、実際に同じだと思います。

シンパシーを感じていることを伝え、

少し距離をおいて客観的に伝えて(あくまでも一般的な話・・・として伝える)

最後に「あなた」のことを思っていることを伝える。

そういうのが全部歌い方に出ているのですね。

特にチャミはジェジュンの後ろのパートを歌うときは、同じトーンで歌いますね。

5人トンのときにはみんな自分の仕事をきちんとやっていた感がありましたね。


(起)

冷たいその手 君のせいじゃない 幼き日々負った傷抱え

誰かを愛すること 畏れているの 言葉の裏側 背を向けて」

抱き締めた心が 氷のようにそっと解けだす…ナレーション

(承)
誰もが誰かに愛されるため この世に命を煌めかせるのさ
それがもしも僕なら もう一度君の心を 永遠の優しさで温めるよ」

(転)
運命の悪心を痛めてもその涙の先には・・・・・J&Y
一筋の光が(闇の中舞い降りて僕らは気づくさ」・・・・・Y&C

(結)
苦しいほどに強く 感じ合える人の温もり・・・ナレーション

誰もが持ってる悲しみや孤独・・・・・・・J&J

癒してもらえる場所を場所探している

そう・・君にはその場所が ここにあるさ 恐れないで・・・・J&Y

もう迷わないで 僕が守る」


こうやってみてもジェジュンが歌の世界をコントロールしているのがわかると思います。


人それぞれ好みがありますから、どちらがいいとか、悪いとかいうべきではないでしょうけれど

「bolero」の終盤に、ジュンスが歌い同じメロディーでジェジュンが歌うところがあります。

ジュンスの歌い方はピーンとはった糸のような感じで

ジェジュンの歌い方は風をはらんだ帆のような感じに聞こえます。