こんにちは窓

湘南・茅ヶ崎、東京・白金台デコパージュ教室

Atelier Maison de la Mer  HIROKOです。 

  




週末約3ヶ月振りに白金台アトリエの整理に行ってきました。
電車に乗るのも久しぶり。いつもよりは空いていたように思います。
白金台アトリエのレッスン再開は今後のコロナの状況を見つつではありますが、8月から開講の見込みとなっております。(茅ヶ崎は7月から開講)
また詳しくは後日ご案内いたします。




片付けが終わり、雨降る中行きたかった旧朝香宮邸 東京都庭園美術館へ。アトリエから歩いて数分です。
現在「東京モダン生活(ライフ)展」開催中で普段は撮影NGですが、年に一度建物公開展を開催しています。



門から本館までのアプローチは何度訪れてもワクワクします♪






本館入口のルネ ラリックのガラスのレリーフ扉。
この扉は朝香宮邸のために特別にデザインされたものだそうで、世界でもここでしか見られません。
床のモザイクも美しい!









朝香宮邸(現庭園美術館)といえば、建物そのものが本当に素敵!
皇室の久邇宮家第8王子と明治天皇第8皇女が結婚し、その新居として1933年(昭和8年) に建てられた建物です。
フランスの芸術家と日本の技術者・職人が力を合わせてつくりあげた、世界的にも稀なアール・デコ様式を踏襲した建築の傑作で、2015年に国の重要文化財に指定されています。
フランス滞在中、アール・デコ博覧会にてその美しい洗練されたデザインに魅了された朝香宮夫妻の「アール・デコ愛」の詰まった建物を巡ると随所にそのこだわりが感じられます。



大客室
奥に見えるアンリ・ラパンのデザインによる香水塔は、1932年にデザインされたもの。
朝香宮邸当時は上部のこの照明の内部に香水をたらして、照明の熱で香りを漂わせていたそうです。
そんなことから香水塔と呼ばれるようになったのだとか。






大客室シャンデリア「ブラレスト」(ルネ・ラリック)お花と歯車がモチーフ。



大食堂



こちらもルネ・ラリックの照明。よく見るとフルーツの柄(パイナップルとザクロ)になっています。



大食堂の壁面にも目を奪われたのですが、何とこちら、元々はコンクリート製であったため、フランスから日本に届いた頃にはバラバラに。
一旦それを継いで型を取り、日本で漆喰と石膏で再製作し、その上に銀を被せたと聞くから驚きです!
気の遠くなるような作業。。。
朝香宮妃殿下が、自らフランスの設計士からくる手紙や図面の翻訳を行い、デザインについて提言することもあったそうで、その情熱とセンスにも感心してしまいます。



外から見た大食堂。
当時の宮家がどんな暮らしを送っていたのかにも、思いを馳せながらシャッターを切りました。



大理石の階段。



豪華な階段を上って二階ホールへ。ここには宮内省の内匠寮が手がけた装飾性の高い照明柱があり、天井の大きな丸い照明とともに、訪れる人をはっとさせる美しい明かりの空間を演出しています。




ロイヤルコペンハーゲンの可愛いペンギンさん♡



照明も美しいものばかり。











ランプやラジエーターグリル(ラジエーターの通風口の役割をするカバー)など、部屋の細部だけをつぶさに見ていくのも楽しい。












青海波と鶴。



窓越しの緑の美しいこと。












ダイヤモンドのバングル。


  

レースのハンカチ。




ゆっくり堪能した後はTEIEN CAFEでティータイム。
お天気が悪かったのでテラスには出られませんでしたが、緑を眺めながらイチジクのショートケーキをいただきました。



庭園美術館オリジナルのアラベスク柄のプレート。



お庭にはお茶室もあります。







周りの建物が一切見えない広大なお庭。



会期延長で9月27日までだそうです!
今なら空いてますよ(^ ^)
 


長々とお読みいただきありがとうございました。



 

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