こんにちは。

 

宝塚 片づけ整理収納作業・子育てサポート→HP

暮らし整えサポーターよこたちひろです。

 

父が先日77歳の誕生日を迎え、最近では少しづつ”これからの事

 

を親子で話し合う機会も増えてきました。

 

まだまだ両親ともに元気なので、すごく具体的な話は出ませんが(お金の話とか、、、)

 

1人になったら最後は、こういう場所で過ごしたい。とか。あと、延命処置は要らない。とか。

 

実家まで車で40分という距離に住んでいる私ですが、

 

最近は月1回帰省するごとに、ちょっとづつ物も処分にも付き合ってます。

 

田舎暮らしで「もったいない」世代の父母は、昨今ブームだった生前整理のノウハウを知ってから知らずか

 

よーくよーく

 

捨てようと思うけど、捨てられない

 

と口にします。

 

でも、よくよくその内容を聞いてみると

 

①思い入れはないけれど、まだ使えるから捨てられない

 

②使い道がないけれど、思い入れがあるから捨てられない

 

に分かれるようです。

 

 

 

 

どうも、片づけ、整理=(イコール)物を捨てなきゃ!

 

と思っているみたい。

 

そんな両親には、私の場合、実際一緒に物を見ながら、こんな声かけをしています。

 

①思い入れはないけれど、まだ使えるから捨てられない物

 

「誰かが使ってくれるかもしれないね。

 

持って帰ってリサイクルショップに持っていくか、フリマサイトで売ろうか?」

 

→これはほとんど「うん。お願い」と言い、後でも「片づけられてすっきりした!」と言っています。

 

実際に持って帰り、売る時もありますが、売れる状態でないものも多く、それはそのまま私が処分します。

 

今回は七五三の帯と小物を持って帰ってきました。

 

うちの娘か姪っ子が子どもを産んで、その子が3歳になるまで!(いつー??)

 

そこまで母は存命ではないし、作り帯はかさが高くて管理が大変です。

 

こちら、メルカリで売る予定。

 

 

 

 

②使い道がないけれど、思い入れがあるから捨てられない物

 

「無理して捨てなくていいんだよ。

 

置き場所に困ってなければ、置いておいても大丈夫」

 

→これは出来るだけ、親と一緒に思い出を振りかえったり、

 

どんな思い出にまつわる物か、実際に話を聞いてます。

 

そういう話を親が元気なうちに共有できるのも幸せな事だなあ。と、最近は特に思いますし、

 

想いを今のうちに聞いておけば、親亡き後処分する時も

 

「どうするのがベストか」

 

を、子どもとして考えられる様な気がしています。(考え方の違う姉とは揉めるかもしれないけど、、、)

 

今回の七五三関連でいうと、着物そのものは残しました。

 

母の母(私の祖母)が私達姉妹に当時買ってくれたものと

 

うちの子と姪っ子の3歳用に、叔母が昭和初期に着た着物をお直ししたものもあって、

 

母にしたら、すごく思い出深いみたい。

 

 

 

和ダンスはおそらく実家の家そのものを処分する時まで置いておくし、

 

嵩(かさ)は知れていますので、保管も問題ありません。

 

捨てらない!というご両親の片づけで困られている方は、もう一歩踏み込んで

 

どうして?という所を、

 

気持ちに寄り添って、聞いて差し上げるといいかもしれませんね。

 

相手が家族。と思うと「腹立つ~」と思う事も、

 

客観的に聞いてみると、意外と深いストーリーがあったりして、片づけって奥深いです。

 


 

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