こんにちは。
宝塚 片づけ整理収納作業・子育てサポート→HP
暮らし整えサポーターよこたちひろです。
昨日私は、子どももママもありのままの自分を大切に。って言いましたけれど、ありのままの自分を大切にするというのは、ありのままの自分の感情を大切にする事でもあります。
Q:突然ですが、皆さんは、子どもにキレて感情が爆発した事ってありますか?
Q: 子どもを叩いてしまった事は?
Q:叩かないまでも、子ども相手に怒鳴り散らして、大声で暴言を吐いた事は?
感情が爆発しないお母さんなんて、世の中にいるのか?と思う位、大抵の人はあると思います。もちろん私を含めて。
私なんて、いまでもその事を思い出すと、胸がキューとなります。
以前にこのブログにも書いた事もあると思うのですが、
私は、娘が2歳の時でしたか、感情が爆発して、娘に怒鳴り散らし、でも近所の人に、その怒鳴り声を聞かれるのが嫌だったので、家中の窓をしめて、さらに娘を攻めまくり、
それでも自分の感情がコントロール出来ずに、娘の足元にあった玄関マットを、おもいっきり拳で叩いたら、みるみるうちに手が真青に腫れ上がり、これを実際に娘が暴力として受けていたのなら、どんな大けがをさせていたかと思って、ぞっとした事があります。(それこそ逮捕されてたかも・・・)
そんな事が、もしかすると、一度や二度はみなさんにもあるかもしれません。
そもそも、そこまで感情が爆発しないように、日頃から感情をコントロールする対処法もあるのですが、それはまた今度、、という事で、
今日は、まず、実際に子どもにキレてしまった時、どうしたらいいのか?についてお話しようと思います。
子どもに瞬間的にキレてしまった場合。
爆発的に感情が出てしまった時には、それをすぐにおさめるのは非常に難しいです。
そして、一旦自分を見失ってしまうと、冷静になるまでは、正常な判断は出来ません。
自分の怒っている声を聴いて、ますますその怒りが増長するという経験をされたお母さんは、
とても多いのではないでしょうか。
そういう時、まずはその「危機的な状態」から脱出する必要があります。
ただ、そこで「自分はこんなに怒っているんだ!」という感情を認めずに、その怒りから早く逃れる事ばかりに集中すると、イライラがかえって長く続いたり、結局はその怒りから解放されないという事があります。
感情は自然に沸き起こるモノなので、それが楽しい感情でも、不快な感情でも、感情を持つ事はいい事なのです。
また、感情は、楽しい感情も不快な感情も、一つのバケツのような所にどんどん入っていくものであり、不快な感情がそのバケツに入ったからと言って蓋をしてしまうと、楽しい感情も入ってこなくなります。
なので、まずはしっかりと自分の中でその不快な感情を味わって下さい。
ママだって人間です。
怒ってしまうのは、その時、当然の状況と出来事があったからです。
だからまず「私は怒って当然の事があったから、こんなに怒ったんだ!」と一旦は、自責の念から解放される事もアリかと、私は思います。
嘘かと思いますが、私はこれをすると、いつもとてもラクになります。
その感情を十分に味わった後に、色々な方法を組み合わせて気分を鎮める努力をします。
身体的:
深呼吸を繰り返す。子どもと別の部屋に行く。飲み物を飲む。怒りを振り落すように手を降る。
聴覚的(言語的):
「わたしは大人だ。これを立派に処理できる」と独り言を言う。危機的状況から離れて、背後の(風の音や、電気器具などの)音に耳を澄ます。
視覚的:
窓の外をみる。泥水の濁りのように、自分の怒りが沈殿していくところを心のなかでイメージする。
「親と子どもの感情BOOK」 エリザベス・クレアリー著より抜粋。
とにかく、感情が爆発してしまったら、その度に、どうしたら自分は落ち着けるのか、ご自分にあった色々な方法を組み合わせて、色んな角度から試してみて下さい。いくつか自分にあったパターンを持っている事がポイントです。
ちなみに私は、深呼吸する→飲み物を飲む→エンヤの音楽を聴く→目を閉じて横になる。の順番です。そこまでいくと、大抵怒りから解放されます。
そして、冷静になってはじめて、どうして自分がキレる事になったのか・・その問題を見つめ直してみるのです。
問題を見つめ直す方法は、明日に続きます。
子どもにキレてしまった時の対処法 追記
追伸①:子どもを叩くという事について・・・
感情に良いも悪いもありませんし、どんな感情も大切です。でも感情と行動は別です。子どもを叩くという事は、自分の感情が爆発した時は人を叩いてもよい。という悪い見本を、子どもに見せる事になります。
追伸②:冷静になる時に、モノを投げたり、モノを叩いたりする事について・・・
激しく、瞬発的な動きは、自分の攻撃性を増長させるか、怒りが長続きするかのどちらかになります。ただ、子どもを叩くよりはましなので、ほかの方法を自分で身に着けるまでの、ステップアップとして使うといいと思います。
とても難しい問題だとは思いますが、一歩からでもやってみて下さいね。
最初から完璧にするのは無理です。
でも、色々な方法を試しながら、自分にあった方法で繰り返しやってみる事が、今の苦しい状況を抜け出す大きな一歩になると、私は思います・・・。
子どもに声を荒げてしまって、実際に叩いてしまって、苦しまれているお母さんは、本当に多いです。
でも、それは今までその対処法やスキルを知らなかっただけですよ。自分はダメな母親なんかじゃないです。ダメじゃないから苦しいんだと私は思います。
大丈夫。これからちゃんと、前に進めますからね。