チーズ入りのチヂミなるものを料理教室で作ったのですがその時の材料です。

ズッキーニ、人参、ネギ、ベーコン、カマンベールチーズにバジル。

まぁ、チーズ入りのチヂミはとりあえずおいといて。

野菜や素材の切り方って結構大切なように思います。

切り方には色々あって千切り、微塵切り、薄切り、イチョウ切り、さいの目切り、角切り、輪切り、乱切り、などなど様々。

どういう料理にどんな切り方をするかにも作る人の性格や考え方が現れるように思います。

ここからは僕の考え方。

微塵切りについて。

微塵切りは細く切るので食べやすい、ソースと絡みやすい、消化しやすい、細いのでソースや煮込みのベースにした時に味が出やすいなどの特徴があると思います。

逆に言えば食感が残りにくいと言えるのでそういうことを踏まえて微塵切りにしてます。

千切りの場合。

同じく素材の味をソースに移し、さらに食べやすさを考えたときにこの切り方をします。

パスタソースや麺の具材にする時も麺の形状を考えたらこの切り方が1番麺と一緒に食べやすのではないかと。

食感を残しつつ塩をしてしんなりさせたい時もこの切り方なら早く水分が出てくれますね。

ラタトゥイユを作る場合にも時々野菜を千切りにして火の通りにくい順番に炒めていったりしてます。

あくまで個人的な見解ですが切り方に決まりなんてないと思ってます。

決まりはないけど作る人がどういう風に食べさせたいか、食感をどうするか、素材感を出すのか、ソースとのバランスを考えるのか、などなど考えなくてはいけないと…

人参を切ります。左の切り方は洋食ではほとんどしません。右は乱切りのように見えるのではないでしょうか。

右は乱切りにもできますが同じ角度から右と左を切っていくと…

右。

左。

この２つの切り方はここ数年のものです。（僕の中では）

料理といっても、切り方といっても料理人でも馴染みのない切り方は色々あるんです。

特に日本は切るということが重要視されます。

包丁は切れて当たり前の文化です。

和食は切るところから既に料理です。

小難しい話に思われるかもしれませんがどう切るかってことはどう食べさせたいかってことなのでとても大切に思うのです。

本日めでたく抜糸が終わりました～♪

ほっぺのつっぱりがなくなってうれし～☆^ ^

切るということ。