朝から軽い胃痛と腹痛で目が覚める感じ。



数日前から連日の誘発注射の副作用?

OHSSという卵巣が腫れあがって命に関わる恐ろしい副作用だけはないように、と願ってたけど、ごくごく軽度の副作用でも私は気になる。


健康オタクな私は、熱の出るような風邪も10年以上ひいてないし、普段から生理痛以外で体調がよくないことがほとんどないから ちょっと体調悪いと「もうだめだ・・」ってすぐ思う。

会社休もうかな~とか考えながら数分横になったらすぐ治まる(笑)



ほんと弱いね~。

それこそこんなんで妊娠したらやばいよね。





だけどね。

昨日のエコーで、卵がいっぱい出来てる画像を自分で見て
なんか気持ちが変わった。


ついおとといまで、妊娠する心の準備がない云々とか言ってたけど。




胎児の形をエコーで見た妊婦さんが、急に母親の自覚芽生えたりするアレに似てるかも。


まだ ただの卵子やけど、なんかその画像で葡萄かさくらんぼみたいに寄せ合ってくっついて「なんで今月こんなライバル多いの?絶対私が受精するんだからね!」みたいな感じでライバルと睨み合ってるような卵たちを見てると、いとおしくて。



お見合い会場で男を待ってる女たちって感じで。
数年前の私の分身って感じで。


いい奴と出会って、うまくいくといいね。
相方の分身ならきっとしつこいし、なんだかんだうまくいくよ。




今まで、一度も出会ったことがなかったんよね。
今回はじめてお見合いするんやね。


今までエコーなんて筋腫を見るためだけしかなくて、画面を直視したこともあんまりなかったのに。

エコー画像をじっと頭に焼きつけて、目をつぶると目頭が熱くなってきた。

やばい、泣きそう。




…なんかすごく 卵を応援したくなりました。






夜間診察が混み込みやったし 検卵や注射や日程相談とかいろいろあって、いつもより1時間くらい時間がかかってかなり帰りが遅くなった。

心配して相方が「大丈夫?」ってメールしてきたから、「いろいろあって遅くなった、もうすぐ帰るね」ってメールしてから家に帰った。



「おかえり。卵どうやった?」
帰ってすぐ聞かれて「出来てたよ」って言ったら「何個ぐらい?」って。

「個数はハッキリ分からんけど、大小のがなんだかいっぱい居るって感じ。可愛かった♪」って言ったら 「よかったぁ~」ってものすごい安堵の顔してた。


なにやら私がメールで「いろいろあった」って言って帰りが遅かったから、卵が全然出来てなくて治療中止になったのかと思って、ひとりで覚悟しようとしてたらしい。

なんかそれ、こないだの転勤話のときの私と一緒やん(笑)





「そうか、卵いっぱいおったんや。これはもしかしたらもしかするで!」ってニタ~と笑い、ちょうど流れてたロイヤルベビーのニュースを見ながら「王子が持ってるやつ、チャイルドシートやな。うちも買わなあかんなぁ」と言い始める。


馬鹿か?ってくらい気が早すぎる(笑)

着床までに何段階も過酷な選考があるというのに。






相方は単純。


私はネガティブベースの自己防衛ポジティブタイプやけど、相方はポジティブ一直線タイプ。

私は90%くらいの成功率というデータを見ても自分が10%の方に入る気がする方やけど、相方は1%でも希望があれば「いける!なんとかなる!」と思う人。



でも、ダメやった時には二人とも違う意味で切り替えが早い。

私は防衛機能のおかげで、「ほら、やっぱりね」。
相方は現実を見てから瞬時に気持ちを楽しい方に切り替えて「せっかくやから旅行でもしよう!」。

てな感じ。


2人でどよーんとしてる事は今までなかったな(笑)

だからまぁ、こんだけ浮かれててダメやったとしてもお互いそんなに心配ない(笑)






とにかく大事なのは、私自身のやる気。


卵たちの姿と、相方のバカな姿をみて、じんわりとやる気が湧いてきました。



動くおたまじゃくしを顕微鏡で見たら、もっとやる気湧くやろうな~!
おっ メンズ、やる気出せよ?女子が気合い入れて待ってるよ って感じで(笑)

やっぱり視覚のイメージって大切やね。百聞は一見に如かずって実感する。

当日は絶対見せてもらいたいし、先生に頼んじゃおうかな。





あ~。なんか、楽しみになってきた。

結果なんて気にしない。とにかく前向きに最善を尽くせれば。





一回目はこんなんでいいよね。
お気楽に呑気に運任せに。

うふふ。