婦人科を変えてみた。
今まで通ってたとこは大阪で遠くなったし。
会社帰りに早退して行くのもきつくなってきたし。
何より、大阪のとこは正直あんまり合ってない気がしてた。。
女医さんばっかりやからそれが気に入ってたんやけど
忙しいからかなんか先生がドライな感じっていうか
あんまり個人の状況とかの相談までしにくかったりしたし。
そして一番困るのは
先生の診断口調が人をビビらす系のタイプだったこと。。
これ、心配性の私にはキツかった。
ほんま(ノ_・,)
極めつけは腫瘍マーカー事件。
悪性の可能性アリアリ！みたいな声と顔で脅してからＭＲＩ撮らされて
恐ろしくて恐ろしくて
全身の血の気が引いて
死を覚悟する勢いで
真剣にトラウマになった(;＞_＜;)
…結局大丈夫やったんやけど。
しかもネットで調べたらそんな脅かすような数値では全然なかったし。
あの先生は人をむやみにビビらす人。
よって危険人物に認定。
あれ以来、
あの病院に行くと動悸がする。
先生の口が開くのが怖い。怖すぎる。
だけど3ヶ月毎に検診行かなあかんし、毎回ごっつ憂鬱になりながら通ってた。
筋腫の大きさの変化より、あの先生の次の言葉が怖かったのかもしれない。。
トラウマってけっこう辛いものがあるよねと実感したわ。。
んで今回、今の家のすぐ近所（駅前）に新しいクリニックが出来たので
そこに行ってみた。
筋腫の測定と今後の方向性についてセカンドオピニオン的な意味で。
それから妊娠希望について軽い気持ちで相談に。
なにしろ新しいからクリニック綺麗そうやったし♪
結果、行ってよかった。
心から。
なんか、久しぶりに婦人科で生きた心地がした。
身体的には何か特別いいことがあったわけじゃないけどさ。
とってもとっても良い先生やった。
それだけでもよかった。
ピッタリ相性の合う先生に出会った気がしたよ～。
いつもなら私が医者を質問攻めしてしまうのに
この先生は向こうから「他に何か質問ないですか？」って何回も聞いてくれた。
混み込みではないけど、待合室に早い時間から数人いたから
あんま長話したらあかんなって思ってたのに。
今から内診するから診りゃ分かるってのに前回の状態を細かく説明する私の話を遮らずにうんうんとしっかり聞いてくれた。
理詰めじゃなく、穏やかに。あたたかく。
しっかり考えてて偉いですよみたいな褒め言葉すらもらった。泣ける～
マニュアルにあるから聞いてるんじゃなく、ほんとに不安な気持ちをなくしてくれようとしてるのが分かる。
なんかね、医者というよりカウンセラー的な雰囲気を持った先生やった。
これ、すっごく重要。
婦人科や産婦人科、泌尿器科、神経（精神）科、皮膚科などなど
それぞれ特にデリケートな悩みで訪れる人が多い科では
技術の次に大事なのが精神サポートやと私はいつも思う。
いや、技術とイコールくらいに必要じゃないかな。
先生の口調や言い方ひとつで、
検査がこわいとか、これから自分どうなるのとか、ほんとに治るのかとか
そういう不安の大きさが雲泥の差ほど変わります。
そして上に挙げた診療科は特に
精神面が病気やその症状にかなり影響及ぼしてくることも多いし。
精神の安定で症状や状態が改善される場合もあるし。
（実際に私がそうだった）
精神と身体は医学的にもこんなに密な関係なのに
なんで現代の医療現場にはそれ解ってないドクターがうじゃうじゃいるのか
ほんと疑問でしたよ。
今回ほんと、リラックスして診察を受けられた。
それだけでもすごい嬉しかった。
次からここに通おう。
先生の腕はこれからお手並み拝見として
とりあえず緊張をほぐしてくれる先生と出会いたかった。
んで、診察の結果も悪くなかった。
筋腫の大きさも、前回ビビらされたよりも悪い状態ではなかった！
誤差かもしれんけど、前よりちょっと小さく計測された。
とにかくホッとしたぁ
それだけでバンバンザーイ！って感じで、
とりあえず妊活続けてていいのね？ってかなり安心したんやけど
エコーではそんなハッキリ分からんしなあって
誤差かも…って不安を残す私の表情を見て取って先生は続けていろいろアドバイスをくれた。
正確な場所と大きさ計るために、ＭＲＩを勧めてくれた。
ＭＲＩ…
トラウマが蘇る（笑） 嫌やなぁ…
でもこの先生とならトラウマにサヨナラできるかも。。
悪性の可能性も考慮してですか？って聞いたら
「見るかぎり典型的な良性だと思うし、悪性だったらこんだけ年数経ってたら今頃生きてらっしゃらないと思いますよ^^」
って言ってくれた。
目的は悪性判定ではなく 妊娠への影響の判断材料のためだと。
その言葉を待ってた！！
その言葉だけで、ＭＲＩの筒の中で前みたいに全身から血の気が引かずに済む。。
安心して検査が受けられる。
も～う、ありがとう！！先生大好き！
…それでも私はやっぱり不安なのだが（笑）
ＭＲＩに写らない悪性だったらどうしようとか。。
突然悪性化してたらどうしようとか。。やはりＭＲＩ結果画面は直視できない。
…考えないでおこう。
で、またそのうちＭＲＩってことで今後の方針が決まって
もう帰っていいのかと思ってたら、その先のお話が。
妊娠希望でもあるということで
さらに、卵管造影検査やホルモン検査、男性側の検査とかいろいろと勧めてくれた。
え。。
正直、私まだそんな段階でもないと思ってるし
そこまで深刻に考えてもなかった。
ただ、とりあえず筋腫の成長が心配で相談したかった感じなんやけど。。
筋腫さえ大丈夫なら しばらく気長に待てるって思ってたし。
と、ちょっと戸惑っていると
そんな私をまた見透かすように
短時間で妊娠希望の人には早い時期に一通り基本検査を済ませておくのが好ましくて
原因の排除をしておけば今後の時間の無駄がなくなるからって。。
へぇ…
そうですか…
絶対ではないとか強制じゃないって言われるとやっておきたくなる心理。
何故（笑）
また検査か 憂鬱やな…
検査の数だけ結果が出る。
そこが憂鬱やぁ
私、検査や処置で痛いのとかはそんなにこわくないけど
（Ｍなんで痛いと言われたらむしろちょっと興味わく。笑）
それよりなにより結果を聞くのが怖い。
いちいち毎回 生死を分ける結果を聞くような勇気がいるのよね。。
って感じでもやもやしてたけど
この先生となら、とりあえずビビらされることはなく心穏やかに結果を受け止められそう。
って思えたから、
とりあえず受けとく方向に考えることにする。
絶対、悪い方向にはいかないし。
何かあれば言われるとおりに治療すればいいわけで。
早期対策 万歳だよ。
なんか清々しい気持ちで病院を出ました。
しかし ほんっと綺麗なクリニックやった。
エステのカウンセリング受けに来たみたいな雰囲気。
待合室は茶系統の落ち着いた雰囲気でホテルみたいなオシャレ空間でさ
病院って感じの威圧感がないのが気に入った。
あといかにも産科って感じのピンクピンクでものないのも良い＾＾
アレなんか落ち着かないし。。
インテリアも好みやったし
新築の家にお邪魔するワクワク感すらあったよ。
ついでにトイレも入って見に行っとけばよかった（笑）
でもさ
帰り道歩いてて、ちょっと考えて
しかしあんな一気に検査を受けさせようとするのは
やたら薬や注射や手術を勧める金儲け目的の医者だったりするのでは…とか。
そんな失礼な気持ちがちょっとムクムクしてきて。
やたら優しいのもそれに導くためでは、と怪しく思えてきたり。
それで、帰ってからよくよく院長の経歴見てみたらさ
その先生、大阪の有名な不妊治療専門センターの副院長やったらしい。
それでこの度 独立して開業したのがうちの近所やったっていうこと。
かなり、実績のある病院やったよ。
びっくりした。
だからかぁ、と納得。
どうりで不妊治療に積極的なわけだわ。
メンタルケアにおいて細やかな配慮が半端ないはずだわ。
前のとこは産科と一緒やったから、
あんまり後ろ向き発言するのがうしろめたいというか
そんなうじうじしてどーすんの？なるようになるさ、的な空気あったしさ。
こっちはほんと、うじうじしてる事を前提に話を聞いてくれるはずだわ。
同時に、なんか縁を感じたよ。
近所にこういう病院が出来たこと。
何か意味があるんやって感じる。
そもそも近所の婦人科に行ったらたまたま筋腫が見つかって
いろいろ急ぐためにも早く結婚した方がいいってことで婚活してさ
筋腫ちゃんが引き寄せてくれた背中を押してくれたおかげで相方と出会って
結婚した先でたまたま近所に出来た病院に行ってこういう展開になって
悪い意味じゃなくて、良い意味で
何かの縁や導きなんやと素直に思う。
それがきっかけで良い方向に転がるってこともある気がする。
こないだもさ
コンタクト落としたけど今まで行ってた眼科がつぶれたから
メーカー扱ってる眼科をネットで探してたまたま駆け込んだとこで、
将来 緑内障になる可能性があるって指摘されてさ。
近々眼底＆視野検査を受けといたらって勧められて。
そん時はかなりビビって落ち込んだけど、検査受けて今のとこ異常なしって分かってホッしたし
何よりあれは早期発見で助かることがほとんどの病気やから
これから経過観察していけば、確実に早期発見につながるって事。
可能性が早く見つかってほんと良かったって思った。
人との出会いも
見つけてくれるドクターとの出会いも
ひとつの大切な縁なのですよ。
すべては繋がってる。
今起こることは、良い事も悪い事もすべて
未来の自分の幸せに繋がっている。
そんな風に、最近とても思うのです。
少し前向きになった31歳。
つかもうすぐ32歳になっちまう。。
((；゜Д゜))ｱﾜﾜ