ふれれば、瞬間にしてバラバラになってしまいそうな危うい人。
いま、架空のその人を想像しただけでドキドキする。
心を病んでしまった人もたくさんみた。
彼(女)等は、眼が、真蒼です。
ユクスキュルの環世界の概念を借りるならば、私たちは、生きるためにあらゆるものにフタをしている。
心を病んでしまった人たちは、この世のすべてを受け入れた結果だろう。
ときどき、空の青さと空気のあまりの透明さとその量に圧倒されるときがある。
胸をつくような衝動が、身体中をかけめぐって私は空間と対話する。
あらゆるものごとの無意味性。
人間でいることの息苦しさと、嫌悪感。
口を開けば記号的な言葉を発しなければならないむなしさ。
人はあらゆるものから解放されて、真の魂でのみ呼吸するべきだ。
世間や常識というやつを否定することは、別に青臭いことではないと私はおもいます。