一番大事なのは基礎 | 毎日^ω^幸せ ~脳梗塞な私の日々~

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2011年8の月。薬害性の脳梗塞になってしまった私(^^;)
リハビリしながらのったりまったり生活してます。
他にも病気は不安神経症・うつ病・バセドウ・ぜんそく・子宮内膜症など色々(^▽^;;)
でも毎日幸せv

飼主殿がここ1月職場研修ということで大学生君を面倒をみていたらしい。


たまたまその大学生君の大ボス(担当教授のこと)が飼主殿も数度となく

お世話になっている先生なのとタイミングがあったかららしい。



飼主殿は研究職なんだがいわゆる基礎研究ってのが主である。


正直目立つ部分ではない。


でもそれをないがしろにしては応用が積み重ならない。

そういうこともあってか大学生君のお世話係が任命されたらしい。



私は鍼灸という分野で研究にも軽く携わった。

その中で基礎が大事なことを痛感した。だけど一番ないがしろにされて

いる部分だとも思う。


現に今医学部では解剖学を細かく指導できる医師の教授がいなくなり、

美術解剖学の先生が解剖学教授になったりしている。

教授は学士号が必要だけどその学士に制限はない。


そうなると一番解剖と接していられる先生が詳しくなるのも当たり前だろう。


でもそれって・・・とも思う。


ここ数年大人気なのは遺伝子分野と生殖医療分野でそこは吐いて捨てるほど

研究者志望が多いらしい。理由は儲かるから。


でもそこで就職するのはめちゃくちゃ大変なので大学ではそういうことしか勉強

しなかった学生が卒後行き場をなくすことも多くあるそうな。



対して基礎研究をする学生が極端に減り、今基礎分野は人材不足が心配

されている。聞く限りどの分野でも。


そういうのを聞くとなんだかな~(--;)とも思う。


少なくともノーベル賞を取る様な先生の多くは基礎をがっつりやっているし。


日本の今、研究費が削減されているのは仕方がない。不正が行われたという

事実もあるからそれに対してのペナルティも必要だし、今は他が大変だし。


でも日本は他に産業が無いからこそ研究、技術分野で頑張るしかないと私は

思っている。国民の多くが学士を持っている国はそんなに多くないんだし。




なので基礎分野系にきたその子はわりかしエライな~と思ってしまった(^^;)


今日で研修が終わり、明日で帰ってしまうそうなので飼主殿は今晩と明日の

お昼までをおごってあげるんだそうな(^ε^)


まあ君もそうやって学生時代支えてもらったんだから恩返しだね(^^)


なので明日持って行ってもらうように横須賀名物海軍カレーを5つ買ってきた。

晩御飯にでもなればいいな(^^)


その学生さんにとってこの一月が実り多い一月であったことを願うばかりです。