うちの子供が3歳の時に幼稚園の先生にロッカーに長時間閉じ込められて、深く傷付き、トラウマになっていることが、数年経ってやっとわかった。
最近、子供に嫌な事があって泣いた時に「嫌な事は忘れられないよ。幼稚園の時もそうだった。
3歳の時に幼稚園の先生に、おしおきで廊下にある狭いロッカーに入れられて入口を閉められ、閉じ込められて、暗くて怖くて嫌だった。寂しかった。
開けようとしたけど開けられなかった。
長くてぐったりして疲れて来た頃に、やっと出してくれた。暗い所に閉じ込められるのは嫌だ」と話していた。
全く別の過去の話が出てきた事に驚いた。
閉じ込められた時間は、話を聞いた所、20分位だったそう。長すぎて、ぐったりしてしまったそうだ。
本人が深く反省をする為に先生は長めにロッカーに入れたようだが、本人は何故怒られたのか、わかっていなくて、すごく傷ついてしまい、逆効果だったようだ。
突然、幼稚園の時の嫌な体験を思い出すとは予想していなかった。楽しい思い出ばかりだと思っていた。
嫌な事があった時に他のことも思い出す事があるようだ。
人生全てうまくいくことはないが、これは本人にとっては、とても衝撃的な体験で、思いやりに欠けた、やり過ぎた指導だった事を感じた。
暗い所に閉じられるのは、子供にとっては、すごく耐え難く辛い事なようだ。
私達、親も聞いていて悲しくなり深刻に受け止めた。
先生に伝える為に、3歳の時にすぐに詳しく話してほしかったが、年齢が幼い為に、うまく伝えられなかったようだ。
成長しても記憶が残り続け、時々思い出し、トラウマとして過去の嫌な記憶を引きずっているようだ。今も深く傷ついている。
やった方は軽い気持ちでも、やられた方はすぐに忘れず、長年嫌な体験を覚えているものだと感じた。
子供が思うように動いてくれなくてイライラしたのだろうが、ロッカーに長時間閉じ込めるのは、やり過ぎだった。
先生はロッカーに入れた事を覚えていると思うので反省し、今後は子供をロッカー等の密室に閉じ込める虐待に値する不適切教育はしないでいただきたいと感じた。
前向きに生きる為にも、本人が早く嫌な思い出を忘れ、明るく生活してくれるように考えてみようと思う。