元日の能登半島地震で震度5強の地域に住んでいまして、昨日あたりからやっと落ち着きました。
記憶の整理と心のケアがてら連連書いていきます。
義理の祖父母の家に集まって、今から男どもが宴会を始めるというタイミングで緊急地震速報。
古い家なのでミシミシガタガタ、電気はブンブン……
息子は地震が怖いとか机の下に逃げるとかがわからないので、私が息子に覆いかぶさりました。
実は私は結婚前は東北に住んでいて、東日本大震災も経験しました。
当時の津波や家屋倒壊の光景がフラッシュバックして、息子を守りながらも過呼吸に。
酸素過多で目の前がチカチカぐるぐるしていることに気付いた頃には揺れは収まっていました。
テレビでは能登半島で震度7の速報。
全身から血の気が引いて、指先が震えました。
原発あったよね?津波は?
近くに福祉避難所あったっけ?
頭の中が高速でいろんなことを考えている時、
なんと男どもが宴会をはじめました。
女性陣も誰も止めない。
正気の沙汰じゃないと思いました。
実際、誰も正気では無かったんだと思います。
いわゆる正常性バイアスというやつです。
最終的にお酒を飲まなかったのは、私と妊娠中の義妹のみ。
万が一大きな余震がきて避難警報が発令されていたらと思うとゾッとします。
……まぁ、もしそうなっていたら私は息子だけ連れて避難しただろうな。
緊急時に飲酒する人のことは知らん。
以下余談。
発達障害児向けの支援物資は足りてるのかな……と心配になります。
紙オムツ、ビッグより大きいサイズも充分届いているのだろうか……。
息子はこの調子だと小学生になっても紙オムツだと思うので、同じような子がいたらと思うと勝手に不安になります。
個々のこだわりに寄り添うのは難しいと思うけど、うどんとリンゴジュースしか受け付けない子が勤務先にいるので、そういう子達がひもじい思いをしていないと良いな……。
あと、福祉避難所についてですが、基本的に身体が不自由なお年寄り向けだと思っています。
(山奥の老人ホームやケアセンターだったりすることが多い)
そもそも発達障害がある人は避難生活にとことん向いてないんですよね……。
大きな学校なら体育館じゃなく教室を使わせてもらえるかもしれないですが、過度な期待は禁物。
一応非常持出袋はあるんですが、わが家は避難所のお世話になるのは難しいかな……。
もう二度と大震災に遭わないことを祈るばかりです。