それはある日起こった。
小学校1年生の
二学期始まってすぐの頃
なんだか長男の顔色が悪い
学校に行きたくないって言う。
お腹が痛いって言う。
なんだか顔色が悪い。
押入れに隠れて出てこない。
長男は学校を休みたい!と泣いていた。
だけれども・・
長男はわたしたち夫婦の
初めての子ども
初めての子育て
何もかもが初めて。
当時は知識も無かったため
「子どもは学校へ行かなければならない」
と思い込んでいた。
遅刻はいいけど
今日休むのはいいけど
でも!
「明日は絶対に登校しようね?」
と休むたびに言っていました
遅刻して登校するけれど
下駄箱から動けなくなり
教室に入ることもなく
また家に帰るということも
ありました。
学校へ行ったり行かなかったり
そんな毎日を繰り返してました。
そしてある日
とうとう本格的に登校できなくなった
学校からの勧めがあり
スクールカウンセラーと担任の先生と面談。
長男はお父さんとお家でお留守番。
その席で担任の先生から
「長男くん、教室で大きい音がするたびに
耳をふさいでいました。」と報告があり
もしかしたら聴覚過敏かも?となった
あと長男はよく
顔、特に口元を歪ませていました。
そのことを伝えたら
おそらくそれは
ストレスからのチックでしょう、と
もうこれ以上の
登校刺激はしない方がいいでしょう
と、カウンセラーさんからアドバイスをいただきました。
(この席で初めて登校刺激という言葉を知りました)
それからは
一週間に一回だけ放課後登校し
スクールカウンセラーさんに
会いにいく生活が始まりました。
(長男はまだこの段階では
担任の先生に会うことを拒否していました。)
*まだこの頃は通院してませんでした。
診断がついていなかったので、とてもこの本に助けられました。
声掛けやわたしの気持ちを整理するのに良かったです。