日付変わって昨日だけど…
えいたくん、初めてのお弁当もって登園の日!
「えいちゃんのお弁当だよ!」と、朝、見せるととっても嬉しそう!
幼稚園につくと、グズグズとなるも、先生をみつけると、靴箱の前にも関わらずすぐさまお弁当の巾着をあけ、お弁当箱をだし、蓋まであけて「おべんとう!おべんとう!」と、先生にみてもらう!先生に「お弁当たのしみだねー」と、言われて満足そう!
そして、自分でまた蓋を閉めてしまいながら、不意に私の方をむき、
「バイバイ」って
え?いまなんて?
え?っていったら、えいちゃん袋にお弁当箱をきちんとしまい、もう一度私の方を見て
「ママ、ばいばい」
っていって笑顔で自分から先生のもとへいき、教室へはいっていった
たったそれだけのこと
笑顔でバイバイっていって教室へはいっていったこと
それだけだけど、それだけで涙が溢れそうになるくらい揺さぶられる朝になった
えいちゃんのあの、後ろ姿が輝いていて、まぶしくて、でもなんだかちょっぴりママは切なくて
あれ?なんで今こんなに涙があふれてくるんだろう
6月から通いはじめてから、ずーっとずーっと毎回毎回泣き続けた登園の時間
「大丈夫、大丈夫」と、言っていたのはえいちゃんのためじゃなくて、自分自身のためだったのか
皆が笑顔で通うなか「うちだけ、まだないてるのよー」なんて、笑いながらママたちに話しかけてた
「大丈夫、大丈夫」
「大丈夫、大丈夫」
「なんで、どうして、わたしがわるいの」
「大丈夫、大丈夫」
えいちゃんのあの後ろ姿が頭のなかに焼き付いてる
えいちゃん、重たい扉をついに一人でぐっと開けれた日
扉の向こうはまた違う世界かな