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12月21日

 

今日はすごく寒くて、朝も車のフロントが凍ってたし帰りも凍ってて、まさに真冬って感じ。

去年のこの時期と言えば、仕事が大変すぎて頑張りすぎて我慢しすぎて急に感情爆発して号泣し、バイクが壊れたひこまろを道路に置き去りにして、約束してたラーメンもドタキャンした頃。今考えてもめっちゃひどい。。けど人間追いつめられたら何するかわかんないもんだなーと思った。

 

今年はさすがに去年ほどではないけど、でもこの時期っていつも忙しいし休み少ないし(今年は天皇誕生日も土曜だしね、貴重な1日が…)、寒いし夜が長いし、個人的には精神的に追いつめられやすい時期な気がする。

 

 

こないだTwitterで、とある看護士さん(ナースマンね)が「看護師は職業であって、仕事であるからにはもっと効率を考えて仕事をしてもいいと思う。倫理とか権利とかも大切だけど、自己犠牲しすぎ頑張りすぎ」みたいなことをつぶやいてらして。

そしてこれは看護職だけではなくて日本で会社員として働いている全員に当てはまるんじゃないかってリプライとかがあったりして。

 

いやね、もしTwitterの「いいね」を感動の大きさに比例して何回も押せたならね、何回も連打したいくらいに共感した!

 

私は日本生まれの日本育ちで日本の常識・価値観しか知らないけど、本当に仕事は文字通り「仕事」でしかなくて、もちろん仕事は人生の大半を占めるものではあると思うけど、そこまでウエイトを置きすぎなくてもいいんじゃないかって。

 

現時点でのあたしの職業は人間相手だし、その時でないと対応できないことが多いから、残業とかもある程度は仕方ないこともあるんだけど。それでも夜勤明けが15時16時になったり、日勤が日付越えてから終わったりされると休日を休日として過ごすことができないんだよね。

疲れきってるから昼くらいまで寝て、洗濯して掃除したら休みが終わる。

 

そしてこれは看護職の素敵なところだけど、患者のためにしてあげられることって無限にある。

普段は忙しすぎて1人1人に割くことができる時間は本当に限られてるけど、時間が無限にあればしてあげたいことやできることがたくさんあると思う。それでも忙しすぎるが故に優先順位が低いこと(生命に直結しないこと)はどうしても割愛されてしまう。

 

しかし交代制勤務である以上、時間で勤務者が切り替わってくれないといつまでも仕事してることになっちゃう。

こんな話をするといやらしいとは思うけど、時間外だって全てはつかないし、残業しすぎて疲労すると精神的にも徐々にすり減って行く。昔はキレイゴトだと思ってたけど、「自分が幸せでないと相手を幸せにできない」っていうのは実に真実だと思う。

あくまでも「仕事」であり、「契約」であり、「ボランティア」ではないのだ。

 

人と人との関わりだから、そして看護ってすごく抽象的なものだから、曖昧になりがちなのかもしれないけど、そのサービスは無償じゃないんです。もちろん看護職者みんなが有償だの無償だの思って患者に接している訳ではなくて、むしろ誠心誠意心を込めて、誰よりも患者のことを考えて接していると思う。

でもだからこそ現場の看護職は疲弊しきっていると思う。これは田舎の総合病院でスタッフの数が圧倒的に少ないうちの病院だけではないはず。

そういう患者の思う気持ちを利用した労働搾取は本当にやめていただきたい…書いてて悲しくなってきた。

 

 

医者との関係に関しても、医者同士のいざこざに看護職がはさまれることも多々ある。

あたしは今日もとばっちりを受けたてほやほやである。

昔ならすごく落ち込んだだろうけど、イラッとするあたり少し成長したし、ふてぶてしくなった。笑

これは本当は医者の立場の人から言ってほしい言葉だけれども、看護職を小間使いのように思ってる医者って何なんですかね?

「医者」「看護師」「看護助手」「薬剤師」etc.は全てただの役割であって、チームであって、決して絶対的な上下関係ではないと思うのです。そりゃあ医者がダントツで学歴高いのはよくわかってる。責任だってきっとものすごく重い。個人単位での責任がある(看護職もない訳ではないですが)のが看護職とは決定的に異なるところだと思います。でもだからって自ら上に立つのってなんか残念だと思いませんか?

もちろんキャリアとか、経験とかで目上の人っていうのは出てくるとは思うけど、だからといって今のその言葉は何なんだ!お前の仕事だろ!と思うことは山のようにある。(幸いなことにまだ口から外には出していない)

 

 

医療界は一般的な企業とかよりもそういう価値観?常識?が遅れてるとは言われてるけど、そろそろ少しずつ変えて行かないと。

これから少子高齢化だって超加速するんだから、離職率増やしてる場合じゃないと思うんだけど。

特に看護師は母数が多いから辞めても次の人を雇えばいいと思われがちなのかもしれませんが、なんでスタッフが離れて行くのか、仕事以外の私生活のことも考慮した働き方ができるように少しずつシフトして行かないと一生その病院のスタッフの数は増えないと思うんです。

 

 

看護師は(女性が働くにしてはでしょうが)高給取りと世間一般的には思われてるように思うけど、夜勤手当や残業代、その他の諸手当で稼いでいるところがすごく大きいのです。決して割がいい仕事ではないと思います。

だって本当に割がよくてやりがいのあるいい仕事であればこんなに潜在看護職がいっぱいいる事態になる訳ないと思いませんか?

管理をする立場になったことはないから実際の苦しさや大変さはわかりませんが、それでも下で働くイチ従業員として、もう少し現場を見てほしい。どんなに必死で、どんなに走り回って、どんなにへとへとになって働いているかを見てほしいし少しでもいいから理解してほしい。

そしたら「他部署も同じように残業してるんです」とか言えないはず。そういう問題ではない。

一般企業も、病院も、過労や心労で人が死なないと体質変わらないんでしょうか。

 

そんなところで消耗してるエネルギーがもったいないと思う。

日本という国レベルでもったいないと思う。

もっと他にエネルギー使わなきゃいけないところいっぱいあるのに。

 

まずは自分単位で、自分がどういう風に変われば、自分の人生の舵を自分で切ることができるのかを考えてみよう。

「自分が幸せでないと」は真実だとわかったので。