白い馬に乗って
宮殿の森を抜け
迎えにきたの
胸がいっぱいなの
急がなきゃ遅れるわ
おしゃれしなくちゃ
夢だったけど
今も私は待ってる
誰か素敵な人
白い馬に乗って
美しく逞しく
そして優しく
知らぬ私だけど
感じるの判るのよ
胸が震える
夢だったけど
今も私は待ってる
誰か素敵な人
白い馬に乗って
宮殿の森を抜け
迎えにきたの
踊る舞踏会の
その甘い口付けも
忘れないわ
夢みるシャンソン人形を
知ってらっしゃる方はいても
すてきな王子様を
知ってらっしゃる方は少ない
かと思いますが？如何でしょう？
あ〜ぁ 15の時の
夢だったけど
今も私は待ってる
誰か素敵な人
夢に見た王子様
白い馬に乗って
宮殿の森を抜け
迎えにきたの
14、15、16歳の夢♡
白馬に乗った王子様が
私を迎えに来ると信じていました 
ところが、迎えに来たのは
王子様ではなくただの白馬 🎠
私は既に
15歳ではなく33歳になっていました。
そもそも
理想の男性像など
無かったようなものです。
（理想は父）
父のような
男性の存在などこの世の
どこにもいるはずがないと
思っていたものですから
せめて片鱗だけでもと
「喧嘩が強く頭脳明晰な人」と
「理想の男性は？」と
尋ねられる度に答えていました。
ゴロまきの喧嘩好きと
喧嘩が強いは全くの別物です。
喧嘩って
喧嘩慣れしてたり格闘技を取得してる
人間以外は咄嗟にの判断力で
勝敗が決まると思っています。
子どもと大人
男性と女性の喧嘩は兎も角
互いにそこそこ
並の大人同士なら互角な筈
肝心なのは
度胸と根性と頭と信じていました。
清潔感さえ有れば
顔貌はどうでも良いなんて…
17歳に成り
王子様が迎えに来ない現実に妥協
少し、浅黒くて笑うと
真っ白な歯が見える男性って
「いいじゃない」と思ったら
目の前に現れたでは有りませんか 
夏に出会った
少し、浅黒くて、真っ白な歯の彼
初秋から
深まり行く晩秋に差し掛かると
色白の私と同じくらいの白い顔 
歯は…前歯2本
喧嘩で折れて応急処置中の…
イミテーションだったのです 
33歳の厄年
32歳の前厄にやって来たのは
白馬に乗った
王子様では無く白馬が一頭のみ
下僕として
よく仕えてくれましたけれど…
「無くて七癖」と
申しましょうか？色々とありまして
蚕では無く懐古でも無く…解雇 
もっと
詳細を知りたい方は手を挙げて
じゃなくて
コメントでお尋ね下さいませ 📝
押しても駄目なら退いてみな
そんな言葉を思い出しました。
時と場合で上手に使い分けですね。
下がったら負け
退いたら負け
漢らしくて魅力的な言葉です♡
昔は
そんな幻の男性に
♡恋♡に恋したものです♡