雛祭り官女の顔に
重なりし
遠き昔の
母の面影
私がお雛様を持っていたか
持っていなかったか？
今日まで気に留めた事など
全く有りませんでした。
大きな京人形を
抱いて遊んだ記憶は有ります。
私が長男を儲けた時も
長女を儲けた時も
父が五月のお節句飾り
三月のお節句飾り
素晴らしいものを
買ってくれました。
その様な父ですから
私にもきっと買って与えた
そう信じて居ります。
微かに
私のお雛様の記憶も
有る様な？朧気な記憶です。
老いた両親と
もっと話をすれば良かった。
母に色々と
教えて貰えば良かった。
お宮参りの話は両親が自慢気に
何度も聞かせてくれたけど、
初節句の話は聞いていません。
長男の初節句の時
長女の初節句の時
「私の初節句の時は？」
そう尋ねれば良かった。
私のしらない私の話
母が娘に言ったそうです。
「貴女のお母さんはね、とても
可愛いくて何でもしてあげた
く成る様なこどもだったの。
だからお祖母ちゃんは何でも
してあげたの。」
長女は私に
「お祖母ちゃんが嬉しそうに
言ってたよ」
「可愛い可愛いって、お祖父
ちゃんと二人で甘やかした
から、こんなに大変な子に
成っちゃったんだね。」
私の知らない私の話
長男は父とケンカをして
「お祖父ちゃんはそうやって
こどもを甘やかすから
お母さんを始め、俺も妹も
皆ロクな者に成らないんだ！」
（長男のこどもを父が甘やかす
と口論に成ったらしいです)
父は長男に言ったそうです。
「お祖父ちゃんの育てた子は
裏表が無く正直で天真爛漫で、
お母さんを始め、どの子も
どの子も皆、良い子だ。
お祖父ちゃんが死ぬ時は、
お母さんに
ありがとうって言って死んで逝くよ。」
(父の圧勝です(^_-))
我が子から
聞かされ、教わる、
私の知らない
私の話
不思議な気がします。
父にも母にも
何も聞いたり
教わったり
出来ない事が
こんなにも悲しい
灯りを付けましょぼんぼりに
お花をあげましょももの花
「とらや」さん
雛祭り限定です
箱も可愛い
「おもかげ」「夜の梅」など
美味しい羊羹です
黒のお重箱の中は
こんなに可愛い和菓子です
このお干菓子
私にそっくりと
皆が言います(何故？)
でも愛らしいからOKです
春の彌生のこの良き日
何より嬉しい
ひな祭り
「この良き日」のおかげで父を想い
母を想い両親に感謝出来た事
「何より嬉しいひな祭り」
m(_ _)m最後まで
お付き合い頂けて幸せです。
感謝感謝Android携帯からの投稿