高速道路を使って100km離れたイオンモールへ急いで向かう。
2時間後、駐車場に着いたので嬢ちゃんに電話した。
嬢ちゃん「今、駅前の喫煙ルームに居るからすぐに行くね。1Fのコーヒー店前で待ち合わせしよっか。」
一人でうろうろすることがないイオンモール。
1Fをうろうろしていると、Tさんが欲しいと行ってたブランドの直営店があった
ここの店には現物があるなm、、、
どんな感じのものか見ていると、嬢ちゃんがたまたま通りかかった。
嬢ちゃん「大地君やっほー、ん?何見てるの?買ってくれるの(笑)」
私「んん?ちょっと気になってたから見ていただけ。」
嬢ちゃんと合流し、嬢ちゃんが服を見たいとのことで、
4Fの専門店へ。本当に見るだけなのか?冬の新作でよさげな服がたくさんある。
嬢ちゃん「んー?特に欲しいのはないかな?」
私「待って、これは、、、、、」
たたんであるからすぐに気が付かなかったが、嬢ちゃんに似合いそうなブラウスが。
多分これを着るとまた胸が強調されて似合うんだろうな。胸元が開いているわけではないが、
ベルトを締めるタイプなので段差ができる。
嬢ちゃん「いいね、スカートどれが合うかな?」
私「試着してみたら~?」
この段階で試着だけで済まないとは察していたが、
まさか、以前に貸したお金を返してもらっていないのに、
買ってほしいとおねだりをするのだろうか?
ドキドキしながら待っていたが、やはり予想通りの返答が返ってきた。
嬢ちゃん「大地君、これ欲しいけど手持ちが少ないから、、、、駄目?」
私「・・・・・・・急いで来たから手持ちが5000円しかないんだけど、、いいよ。」
上下合わせて10000円。半分くらいならと本当は25000円あるのだが、
5000円しか持ってきていないことにした。
嬢ちゃん「ありがとーー!でも少しだけお手伝いしてもらえたら大丈夫。」
といい、2000円だけを嬢ちゃんは受け取り、3000円を戻してきた。
嬢ちゃん「お手伝いしてくれたお礼に、今日の晩御飯はあたしが出すよ?」
私「ん?大丈夫なの?あまりお腹減っていないからコーヒー店の軽食で良いよ。」
嬢ちゃんが出してくれるのは珍しい。
コーヒー店を出て暫くドライブをしていたが、コンビニで煙草を買って雑談していたら、
嬢ちゃんは急に私の頭を抱えて胸元まで私の顔を引き寄せた。
嬢ちゃん「元気になった?いろいろ忙しそうだったから会えなかったんだよね?」
私「・・・・・・・・」
嬢ちゃん「今週末もあたしは出勤するんだけど帰り送りを頼めないかな?」
私「・・・・直前じゃないと分かんないかも?」
嬢ちゃん「じゃ、また連絡してね。早く元気になってね。」
私「・・・・ん?頑張る。」
まだ、私が傷心している理由が分かっていないみたいだ。
嬢ちゃんの胸元でうかつにも涙を流してしまった。
嬢ちゃん「お外だからキスは駄目だけど、、、、このままでいいよ。」
嬢ちゃんは私の頭をさすってくれている。
・・・・・・・・・・私は複雑な気持ちで嬢ちゃんを家まで送り届けた
私も家に到着ラインを送ったが、体調が悪くなり風邪を引いたみたいと伝えた。
週末、、、、予告していたとおり、嬢ちゃんから風邪大丈夫?の
ラインが入った。私はその返信をしていなかった。
帰る日の夜、ラインで風邪は治ったみたいとラインを送ると、
その直後、嬢ちゃんから電話がかかってきた。
つづく。