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恐ろしやぁ。いつの間に8月が3日も過ぎたのかっ。
ちょっと悩んだ挙句ジョｙジョリオンを買うことにした。
スティール…。途中までしか集めてないけど。
あと。フーゴのその後が小説で出てるらしいので
そっちも買うことにする。
25-2
【ぼっけえ、きょうてえ】：岩井志摩子
面白度：★★☆☆☆
好き度：★★★☆☆
映画の【リング】を見た時には。
ホントに1週間、怖くて寝られず。一人でトイレも行けず。
まだ当時元気だった我が家の愛犬チョビに
夜な夜なトイレについて行ってもらったくらい。めっぽう怖がりです。
じゃ。何でこの本を読んだかと言えば。
ただ単に、作者に良くも悪くも興味を持ったから。
ときどきTVで見かける作者を、下ネタ好きの何かの評論家かと
思っていたけど、実は小説家だったのかー。と。先週知り。
そして読んだ人のレビューや、作品紹介等のあらすじを見る限り。
私が興味を持てる時代背景や、今は消えた風習なども作品の中に
出て来るようなので、試しに読んでみる事にしたのです。
怖い or 怖くない
それだけ言うなら、目が点になるほど怖くなかった（笑
最初は岡山弁で終始語られるからいけないのかとも思ったのですが。
なにせ私は標準語しか知らないので、この岡山弁で書かれた文章は
ゆっくりにしか読めない。ゆっくり読むから、主役の女郎が必要以上に
おっとりしたキャラになってしまった。
しかも主役の女郎の身の上は悲惨なのに。性格が。。。
何と言うか。あきらめから来る前向きさ。と言うか。
開き直りと言うか。明るさも持ってて。
歪んでるかもしれないけど優しさも持っていて。
たぶん彼女は少し狂っているのかな？
そうだとしても、彼女は理解できるキャラだった。
取りあえず、怖い話と期待すると良くない。全く怖くない。
面白い or 面白くない
それなら、面白いと思う。面白いと言うか。。。
作者の普段TVで見せる姿とのギャップでそう思うのかな。
でも何か。んー。
読み易いし、解り易いし、雰囲気も嫌いじゃないし。
文章って性格が出ると思うけど、優しい人なのかな。
なんとなく。そんな感じで嫌いじゃない作家さんでした。
せっかくだから、作者の恋愛ものも一緒に一冊買ってみた。
そっちも読みかけだけど、なんか面白い。
そして、やっぱり優しい気がする。
あと。アマゾンのレビューに、乱歩とか読み慣れてるから
ちっとも怖くない。って人がいたけど。。。
目から鱗。
私も。その一人だ。
追記：密告箱
座敷牢に入れられてる自分の名前を壁中に書きまくってる
おじさんが気になる。
主人公が、コレラの調査を手伝って。と役場の同僚に呼びかけるも
無視られて、自分の立場を思い知る場面。ちょっと切なかった。