浴衣染めてました | 江戸手描き友禅「染工房 まいむらさき」のそめいろ日記

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栃木県小山市でそめもの教室の講師をやっています。
染め物のコトや、じんくん(秋田犬)のコト、歴史、芸術、美術、日々の色々を綴っていきます。


染師・まいまい ですかたつむり

浴衣を染めてましたよ

図案から下絵、糊置き、染め、私がやりましたよ



雪花文様と雲(雲取り、くもどり)、色合いのアイデアは、ご注文してくださった、ミニカ様爆笑

片身替わり(かたみ がわり)を提案したのは私、まいまいです


片身替わりとは、身ごろが背筋を中心に、違う色や柄、また、違う生地で仕立てた状態のことです

室町時代の頃の意匠

織田信長や出雲阿国が着るイメージニコニコ

生きすぎたりや二廿三(23)とか
生きすぎたりや二廿五なんて刀の鞘に書いちゃって息巻いている輩が喜ぶやつ 
 
夜露死苦みたいな…❓ 
(いつの時代もこういう人っているんですね…)


婆娑羅、歌舞伎者に人気グラサン






姉、ミニカは戦国武将みたいな人なので提案してみたら、即、片身替わりを気に入りました

この浴衣は通常の片身替わりとは違って、さらに袖も互い違いになっています














こちらは、以前制作させていただいた浴衣

ウサギさんがお月見しています







今年も素敵に着てくださって、ありがとうございましたラブ






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