こちらの記事を読んで、
先日、無事に10歳の誕生日を迎えた1号ちゃんのこともあり、
思いを綴ってみます。
これが本当だとしたら、1号ちゃんはあと30年…あるかないか。2号くんも30年ちょい。
想像してみてください。
あなたは、よく分かっています。
障害に関係なく、自分の子ども、身近な大切な人、こういうところもあるけれど、こんなふうにサポートしてもらうと、できることがたくさんある、ということ。
でも、そのことを、周りの人になかなか理解してもらえない。
わざとではないのに、たまたま起こってしまった外出先での行動で、周りから浴びる冷ややかな視線。
聞こえるように、または聞こえていないつもりだろうけど、聞こえてくるような、心ない言葉。
この行動が、彼の、彼女の、全てではないのに。
ほんのほんの一部であって、彼には、彼女には、もっと素敵ですごいところがたくさんあるのに。
…何にも知らないのに。
そんな目で見ないで…!そんなこと言わないで…!!
…ということが、もし、日常茶飯事的に、あなたの身に起きていたら…?
想像してみてください。
これが、障害を持つ子のいる家族のリアルな現実です。
もちろん、本人たちにもその声と視線は届いています。
今は、その意味が分からなかったとしても
いつかは分かる日が来ます。
そして、その日が来たときに、
過去に受けたその視線や言葉が、すべてフラッシュバックして、今の自分に、襲いかかるのです。
まるで、今、浴びているかのように、ささやかれているかのように…。
そして、その記憶は、消えません。
さっき、起きたかのように、毎回蘇ってきます。
…想像してみてください。
あなたは、耐えられますか…?
…でも、ひとりひとりが、少し思いを馳せることができたら、
それによって、いろんなストレスが少しでも減ったら…?
彼らに優しい社会は、きっと、みんなにとっても優しい社会。
わたしは、あきらめない。
そもそも、あと30年、ワタシの命もあるかどうかなんて、分からないんだから。
少しでも、思い残すことがないように。
悔いのない人生を…!