悔いのない人生を…!! | 個性と特性とありのままの間(はざま)で~発達凸凹kids子育て日記、時々アイルランド、一時認知症仲間入りの父のこと。

個性と特性とありのままの間(はざま)で~発達凸凹kids子育て日記、時々アイルランド、一時認知症仲間入りの父のこと。

子どもたち(高2・中3・小5)のこと、発達障害(上の二人)のこと、留学していたアイルランドのこと、サッカーのこと、そして二世帯同居の認知症を発症した両親のことなどなど、つれづれと書いていくつもりです。

こちらの記事を読んで、



先日、無事に10歳の誕生日を迎えた1号ちゃんのこともあり、

思いを綴ってみます。

これが本当だとしたら、1号ちゃんはあと30年…あるかないか。2号くんも30年ちょい。



想像してみてください。




あなたは、よく分かっています。
障害に関係なく、自分の子ども、身近な大切な人、こういうところもあるけれど、こんなふうにサポートしてもらうと、できることがたくさんある、ということ。


でも、そのことを、周りの人になかなか理解してもらえない。


わざとではないのに、たまたま起こってしまった外出先での行動で、周りから浴びる冷ややかな視線。


聞こえるように、または聞こえていないつもりだろうけど、聞こえてくるような、心ない言葉。



この行動が、彼の、彼女の、全てではないのに。



ほんのほんの一部であって、彼には、彼女には、もっと素敵ですごいところがたくさんあるのに。



…何にも知らないのに。




そんな目で見ないで…!そんなこと言わないで…!!




…ということが、もし、日常茶飯事的に、あなたの身に起きていたら…?




想像してみてください。




これが、障害を持つ子のいる家族のリアルな現実です。

もちろん、本人たちにもその声と視線は届いています。

今は、その意味が分からなかったとしても

いつかは分かる日が来ます。

そして、その日が来たときに、

過去に受けたその視線や言葉が、すべてフラッシュバックして、今の自分に、襲いかかるのです。

まるで、今、浴びているかのように、ささやかれているかのように…。

そして、その記憶は、消えません。
さっき、起きたかのように、毎回蘇ってきます。



…想像してみてください。




あなたは、耐えられますか…?





…でも、ひとりひとりが、少し思いを馳せることができたら、

それによって、いろんなストレスが少しでも減ったら…?

彼らに優しい社会は、きっと、みんなにとっても優しい社会。

わたしは、あきらめない。

そもそも、あと30年、ワタシの命もあるかどうかなんて、分からないんだから。

少しでも、思い残すことがないように。

悔いのない人生を…!