今日は祖母の七回忌で帰省しました~
本当は1月なのですが、祖父もだんだん弱って来ているので、夏にしたのです

3日前に祖母の誕生日でした。生きていれば87歳かな?考えてみれば、87歳で元気な人も増えたから、早かったのかなぁ。
祖父もあまり体調が良くなく、心配していたけど今日はお寺まで来てくれて嬉しかった。これからはますます難しくなるとは思うのですが。。
私はあまり親戚付き合いが多い家庭ではなく、むしろ揉め事も小さい頃から見て来て、疎遠になっていることが多かったのですが、今日は近い親戚が集まってきてくれて、久しぶりに祖母と祖父の思い出を和やかにみんなで談笑し、寛いだ時間を過ごしました

昔では考えられなかったかもしれません

私は祖父母が大好きで一番懐いていたし、妹や従兄弟はそんなに祖父母に懐いていなかった(マメじゃなかった)気がしたのですが、今話してみると、みんなそれぞれ思い出を持っているんですね。私が知らない祖父母の話があったり。みんな祖母が大好きだったんだなと感じました。
祖母はとても上品な女性で、いつもおっとりしていて、お洒落で。冬は毛皮を着て、夏は鮮やかな色のワンピースを着て。
それなりに上流家庭に育ったのかなと思ってたけど、祖母は食にお金を惜しまない人だった気がします。
必ず食べきれないほど注文したり、色んな美味しいもの、食べ方を教えてくれました。祖母の料理は上手く、私の好きなものの原点になっています!
祖母が勝手に買ってきた服は、いつも可愛くて喜んで着ていたなぁ。
二人で仙台にお買い物に行ったりもしていました。
私が帰省すると山形駅の改札口に必ず母と迎えにきてくれて、まず私の服装を見て、「これ可愛いね。どこで買ったの?ステキね」と褒めてくれたり。
私の結婚式には間に合わなかったけど、病床でろーさんに会わせたこともありました。「感じのいい人」と言ってくれたみたいで、嬉しかったです。
結婚式には祖父が祖母の写真を持ってきてくれて一緒に参加してくれたのも嬉しかった。
前お坊さんから「普段から(故人のことを)考えなくていい。法事は故人との思い出を思い出す日だと思って下さい。思い出した故人への感謝や気持ちを明日から生きる力にしてください」みたいな言葉を聞いて、今まで面倒な行事だなぁと思っていたけど、その意義がストンと心に落ちて、今日はたくさん思い出しました。
お墓参り中、笑えるハプニングがあったりして、みんな「おばあちゃんがやったんだね」っておばあちゃんが存在をアピールしたのかなって言ってて。
そんなわけないと思うけど、そういう風に考えると、なんか祖母も今日の集まりに参加していたような気持ちになり…久しぶりに祖母に会えたようなそんな感じがしました。
穏やかな法事になりました。
祖父の体が今は心配ですが、でも思ったより元気そうでした。
おばあちゃん、また来るね
