「YUKI」


YUKIが好きだ。

だいすきだ。


YUKIから生まれるコトバがすき

YUKIの笑顔が好き。

YUKIの歌声が好き。

YUKIがつく世界が好き。


彼女が見せてくれる夢はみんなキラキラしていて、

でも、そこにムリはひとつもなくて


特別なことは何一つないのに、

彼女の手にかかれば

どこだって、そこは、夢の国になるんだ。


魔法使いなんですかね。彼女は。




「湊かなえ」


彼女の小説をはじめて読んだのは

「告白」だった。

書店をふらふらしていたら、映画化を記念して特集が組まれて

偶然手に取った。



暗くて悲しくて、救いようがないような話なんだけど、

物語の世界にどんどん引き込まれて、

いっきに読み終わった。



それからは、書店で新作を見かけるたび

買ってしまう。


わたしが彼女の小説に惹かれる理由のひとつは、

小説が、「独白」形式で書かれているから。


ある一つの事件を、それを取り巻くそれぞれの

登場人物の視線から描かれている。


登場人物たちは、思い思いに自分を語る。



自分のかかえている「蟠り」とリンクしたのだろう。



だれしもが、完全に相手の気持を察することはできない。

どんなにかっこつけようと、その姿が相手に滑稽に移っていたり、

何気ないひとことが、相手の心に消えない闇を残したり、



どう頑張っても、完全に一致することはない。

それは、当たり前のこと。


ただ、運悪くその不一致が重なって、連鎖して

ときに取り返しのつかない事件が生まれるのである。


だれもが、自分をを分かってほしい。

そして、その気持ちは相手の分かってほしいきもちを

見えなくしてしまうんです。


わたしが、わたしを、わたし!


そんな孤独な心に寄り添ってくれている気がして、

なんだか安心するんです。



でも、そうじゃなかった。

だからこそ、

相手のことをもっと思いやらなければならなかった。

自分のものさしではなく、相手の背景までを考えるような人間に

なってほしいよね。


そう言われているのかもしれない

なんて、考えるようになった今日この頃です。





なんやかんやで、有給なんかとっちゃって

逃避行。


「海が見たい。」

山生まれ、山育ちにありがちな発想ではありますが

例によって例のごとく

自然と、足は西へと向かう。


乗り継ぎを重ね、

たどり着いたのは 湘南の海



よく考えてみれば、ここに来るのは3年ぶり。

あの時はまだ、ティーンだったなあ。


気がつけば、ずいぶん遠くまで流されたものだ。


「あの日」から、わたしは

何が変わったのだろうか。

何ができたのだろうか。


まったく実感がわかない。


流れゆく時間と

周りの環境は確かにあった



なのに、なのにわたしのこころは

どんどん縮こまるばかりなのです。



どうしたんだい?いったい?

どうすればいいんだい?


わたしは、今、生きているのでしょうか?



「ツライ」

って気持は恐ろしい。


どんどん、自分を窮屈にして、

頭の中を占領する


だから、わたしはたくさんのことを

覚えていられないの。


悲しいことばを投げられたこともいっぱいたったけれど、

そのぶん、

嬉しいことだったり、楽しいことだったり

いっぱいいっぱいあったはずなのにね。



だから、この日記に覚えていてもらうことにしよう。