楽エコ快適省エネ術講座第2回めを受けてきました。講師は、宮原美智子先生 。
今日の流れは、講義→鍋布団つくり(裁縫)→試食。
講義は、地球白書 (ワールドウォッチ研究所出版)に基づくDVDから始まり、そのあと、地球カレンダー の紹介がありました。
地球カレンダー とは、簡単にいうと、地球の46億年の歴史を1年に換算したもの。
これによると、人類が地球上に誕生したのは大晦日。産業革命が、同日夜23時59分台。
産業革命以降、1秒に満たない間に地球は環境破壊が急速に進んできた計算になる。
みんなの環境保護に取り組むベクトルの向きをほんの少し変えることで、環境破壊の進行にブレーキをかけたり、環境保護につながる可能性を実感しました。
講義は、マクロからミクロな視野へと進み、今度はゴミ分別の実践に挑戦です。
講義参加者の代表の方2名で、パネルをつかって回答しました。生ゴミ、自転車、壊れた傘、シャンプーの空き容器・・・etc。苦戦されていたのが、CD。これは、可燃ゴミでした。
講義終了後、手作業へと移ります。久しぶりの裁縫で、鍋布団をつくります。その名の通り、鍋を包む布団です。
鍋布団の姉妹品的な鍋帽子というものがあります。いうなれば、ティーコージみたいなもの。これが、もともと広島から広まったそうです。人類初の被爆体験を持つ広島では、原子力発電を増やさないようとの願いをこめて、戦前使われていた鍋帽子を復活させたのだそうです。鍋帽子も鍋布団も、保温調理に役立ちます。
使い方は、簡単。煮込み料理などで、10~15分沸騰させたら、あとは鍋を火から下ろし、鍋布団に包むこと、1~2時間。
作り方も、簡単。フリース生地をコットン生地ではさむように四辺を縫い、包みを固定するひもを軽く縫いつけるというもの。ミシンで縫えば、あっという間ですが、手縫いすることで大切にするようにという、先生のねらい。ねらい通り、ちょっと愛おしく感じています
こんな感じで使います
鯛のあら煮や豚の角煮なんかも、柔らかく仕上がり、味もしっかりしみこんでいました。家族にも大好評。
写真は、鯛のあら煮です。
話は、もどって、毎度お楽しみの食事タイム。今回は軽食で、スコーンと苺ジャムと紅茶。いずれも先生の手作りレシピによるもの。今回は、鍋布団作りとの時間の兼合いで、作り方の紹介のみで、スタッフの方々がすべて作ってくださいました
ここで、先生からの補足。
取り組んで欲しいのは、日常生活の無駄をなくすことであり、いわゆる『○○ぱなし』状態を可能な限り減らしましょうとのこと
生活が息苦しくなるような節約を奨めるわけではありません。
確かに、時代は不可逆。諸々の産業発展や生活の豊かさのメリットを享受しながら、エコ活動に取り組みたいものです。
わたし自身、エコ活動を楽しみながらできたらと思っています。
たまには、おしゃれで機能的なエコバッグをさがしてみたり。子どものおもちゃを工作したり。
また、こんな楽しみ方も・・・。分別に疎遠だった夫に『ゴミテスト』をつくってみたりしました
合格点以下だったら、焼き肉を食べに行けるというものです![]()
テストを作りながら、やむなく自分も勉強することになりましたが・・・![]()

来月は最終回で、『旬の食材を使い切る』がテーマ。野菜の上手な使い方の講義と、料理実習です





になります。かりんのことをすっかりまかせて、木陰で義妹のりょうちゃんとゆっくりしました。水筒のお茶を飲みながら、収納術や、キッチングッズ、ランチのお店などの話。楽しい時間です


