MAILERDAEMONからの手紙

MAILERDAEMONからの手紙

なんとなく生きている人間の、なんとなくの記録。

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なんだかんだで久しぶりの更新。

うまくいえないけど、

書きたいことがあってもなかなか書く気になれなくて。


みんな大好きだけど、好きだから嫌い。

今日みたいな日に東京を歩いていると、

いつも息苦しくなるほどにあふれている、

世の中のひとのそわそわした気持ちや、いらいらした感じも、

アイスクリームが溶けるみたいに、

ゆっくりと押し流されていくような感じ。


それがマンホールの隙間に吸い込まれていって、

そのまま海へと流れていって、いつか、

どこか遠い国の海岸に流れついたとしたら、

それをみつけた子供たちは、

どんな顔をするんだろうと思いました。




今日は東京は雨。









最近、とても寒い。

外に出ると、たった数分の距離であっても、

指先から伝わる寒さが、風に舞う雪煙のように、

すごく図々しい人が当たり前のようにとる行動みたいに、

何のことわりもなく、勝手に胸の奥にまで吹き込んでくるような感じ。



こういうのは意外と嫌いじゃない。

嫌いじゃないけど、ちょっとせつない。

せつないからから、さりげない時間のつなぎ目の連続を眺めたときに、

なんとなくしあわせな気持ちになったりするけど、

そのしあわせな気持ちが、

どこか遠い国で起きている戦争みたいに、

それをテレビのニュースで眺めているときみたいに、

中途半端なリアルにしか感じないのは、

私の心がダメだからなのかも。



別に大して悲しくなんかなっちゃいないのに、

ニュースキャスターがわざとらしい表情をつくってみせるように、

私は今日も冷たい月を眺めている。











この曲を聴いていたら、

まだ行ったことのない海沿いの街を、

なんとなく訪れてみたくなったので、

明日は久々に出かけてみたいと思いました。




たった1人で、ですが。











この曲をずっと一人で聴いていました。

理由は特にありません。

ただ、なんとなくです。

私は言葉で何かを綴るのがあまり得意じゃないから、

その「なんとなく」を、こういう形でしか表現できないのです。




たった一人、花1つない部屋の中にこもって、

窓から見える大きなコンクリートの箱だらけの世界と、

その中で暮らす灰色の顔をした人たちの背中を照らす、

無駄に眩しく、せつないほどに美しく揺れる夕焼けの色を眺めながら、

季節はずれの、とても自由で、とても悲しいクリスマス気分な日に、

ただ、なんとなく。







今日はちょっとやらなくちゃいけないことがあるから、

ちょっと気持ちを上げていこかな。

今日の自分内チョイスはこんな感じです。














>


「どうやったら大人になれるんだろう?」って思っていた子供の頃、

いろんなことをためしてみたけれど、

それは、ただのおままごとでしかなくって、

逆に、おままごとだから楽しかったんだろうな、って思う。


けど、ある日気がづいたら大人になってしまった私がいて。

いつの間にか、国境線みたいなものを越えてしまったことに気がついて。

意識しなかっただけで、

私はジャングルジムからハイジャンプするようなことしちゃってたのかも。



時間は残酷。

私はいつまでも砂場で遊んでいたかったのに。



そう感じたときに、

自分がすごく嫌な人間なのかもしれないなっていう気持ちになったから、

今日は子供の頃に、お兄ちゃんからもらった野球のボールを、

意味もなく部屋の中で転がしながら、

窓の外を歩く無言の人たちの行進を、なんとなく眺めていました。





もう1月なんですね。







今日は、ちょっと寂しい気持ちになったので、

夜なのか朝なのか曖昧な感じの時間に、

ほっぺたを冬の風に撫でられてもらいたくなって、

ちょっとだけ散歩してきました。

この時間の東京は、まるでゴーストタウンみたいに静か。

楽しいゴーストタウンだったらいいのにね。



そして、冷たい。

本当に冷たい。

曖昧な人間関係と一緒で、それとなくあたたかさを求めてみたら、

思ったよりも冷たかった。

たぶん、こんな寒い日に、道端で転がってみたら、

目が覚めることなく時間だけが流れていってしまうのかも。




子供の頃、家出をしたことがあって。

私は馬鹿だから、家を裸足のまま飛び出して、

そのまま10キロくらい離れた祖母の住む家を、なんとなく目指して。

あのときもそうだったけど、本当の冷たさを感じたときに、

自分が生きているんだなって感じるのかもしれないって、なんとなく思いました。





私はあんまり上手くコメントを返す自信がないから、

心の中で「ごめんなさい」って思いながら、でも、

「ありがとうございます」っていう気持ちが伝えたいから、

記事の中でちょっとだけ恥ずかしい感じで書いてみたいと思います。




みなさん、こんな私のブログに、コメントしてくれてありがとう。







私は冬になると、この曲がふと頭をよぎります。

BJCなら『冬のセーター』派のひともいるかもしれないけど、

私はこの曲が好き。

『小麦色の斜面』の季節を過ぎた今、

なんとなく、そんなことを考えながら、

近所の商店街に飾ってあった、

とってもチープなんだけど、

不思議と愛おしく感じるクリスマスイルミネーションを眺めていました。




『青春』という言葉を聞くと、

なんとなく、ハイ・ロウズの曲を思い出したりする。

私はどんな青春を過ごしてきたのだろう。

砂時計が止まってしまっているような気持ちのまま生きている私には、

あまりよくわからなかったり。



実はこの前、10月のライブで気になったチャチャチャ倶楽部さんが、

その後どうなったんだろう?と思って、

またライブに行ってきた。しかも今回はたった一人で。



彼女たちには、今の私がずっとずっと前に通り過ぎた青春が、

まだたくさん残っていて、

それを全力で駆け抜けているんだなって感じた。




若いことの価値、青臭い感じだからこその良さって、

若いときは意外と気づかないのかも。

今ここにいて、今、毎日を全力で過ごしていくことの大切さ、

私はすごく感じたりしています。



ああいう感じの女のコたちが、

もっともっとたくさん輝くようになったとしたら、

みんなの笑顔がもっともっと増えるのかもしれないなって感じた1日でした。






どっちかというとヲタ寄りの友達に誘われて、アイドルのイベントに行ってきた。

ああいう感じのイベントって、ほとんどが男のひとだから、

私たちはものすごく浮いちゃう感じがして、

会場のはじっこのほうでじっくり眺めてた。


私はアイドルのこと、あまり詳しくないのだけど、

チャチャチャ倶楽部というユニットがちょっと新鮮だった。

「あー、はいはい」みたいな音楽が多いなかで、

「…あ。」みたいな感じで、心を動かされた瞬間。

CDをちょっと買ってみたくなった。



その後、家に帰ってきてブログを見ていたら、

彼女たちのブログがあることに気づいた。

アイドルとして見たら、あまりに普通。

でも、その普通さが、私にはとても新鮮だった。