こんにちは。
今回は発酵食品、自家製味噌のお話。
数年前からはじめた、自家製味噌作り。
こちらは去年仕込んだもの。密閉させ、常温で発酵させます。
あのベージュ色をした大豆から、発酵が進むにつれて茶→焦げ茶に変化していく様は感動します。
ラップを外すとこんな感じ。
豆味噌は、マルカワミソさんのレシピ通り、袋で。
芳醇な香りがあたりに立ち込めます。イメージは酵素風呂のおがくずの香り。
どちらも食べ頃になりました。
(このように食べる際は小さなタッパーに入れ、冷蔵庫で保管。)
誰でも簡単に作れるお味噌。
発酵が浅くても構わなければ、半年位からお召し上がりいただけます。
毎日飲むお味噌汁だからこそ、
手作りで、発酵菌が元気いっぱい生きているお味噌をいただきたいものです。
私は毎回米味噌はこのマカロニさんのレシピで作っています。↓
豆味噌は、マルカワミソのHPを参考に。
豆麹もスーパーでは手に入らないので、こちらのマルカワミソで購入させていただきました。
(調べたら、楽天にもありました)
ちなみに味噌の発酵菌は熱に弱く、乳酸菌や麹菌は50~60℃、酵母菌は70℃以上で徐々に死滅するといいます。 その為味噌汁をあつあつに加熱すると、せっかくの発酵パワーが激減してしまいます。
なので、方法としては、
1、先に鍋で具だけ作って保温状態にしておく。
2、お椀に小さじ1強の味噌を加え、そこに先ほどの保温状態のスープを注いで味噌を溶きます。
発酵菌の一部は48度を境に失活しますが、
乳酸菌などはその死骸ですら善玉菌の餌になってくれますので、あまり神経質にならずに、
多少ぬるめな味噌汁を頂くと、健康にもなお良さそうですね。
(あつあつがお好みの方も味噌は鍋にではなく、お椀にスタンバイさせて溶かしたほうが、
少しでも熱処理されずに済みそうですね)
また、発酵菌ですが、納豆に含まれる納豆菌はちょっと変わった性質のようで、熱に強く、通常120度まで死滅しないそうです。これは料理の幅がぐんと広がる、ありがたい性質。
納豆の油揚げ包み焼きや、納豆汁はどんどん取り入れていきたいですね。
納豆ってやっぱりすごい、、!
あとは最近ハマっている発酵食品といえば、韓国料理の一つ、キムチです。
献立に関わらず、食卓に並んでます。
韓国の人は、賞味期限間近の、発酵の進んだ酸っぱいキムチを好んで食べるとか。
お口直しに、美味しいですよね。
そのままスープに投入しても酸っぱさと旨味が汁に溶け出て、塩で味を整えれば立派なキムチスープの完成。
世界的にも大ブームな発酵食品。先日も蔦屋書店で【世界の発酵食】コーナーが設けられてました。
意識して摂取してるのと摂取してないのとでは、数年後の見た目に差が現れそう、、と思いながらコツコツ、そして何より美味しいので、日々食卓に取り入れてます。
最近では、中華料理の調味料・豆豉醤(トウチジャン)もとても美味しかったです。
それでは今日も、最後までご拝読ありがとうございました。