こんにちは。

今朝は、切らしていたグラノーラを作りました。

ちょっとずつ焼き目を見ていくのを忘れて少し焦げてしまいました、、

こちらを豆乳ヨーグルトにふりかけて朝食やおやつに食べるのが好きです( ^ω^ )

作り方は私のYouTubeにも公開しているので見てみてくださいね。

※「松浦弥太郎さんのグラノラレシピ」です♪

 

 

 

さて、1ヶ月後の摘出手術を万全で迎えるため猛勉強中に、『抗がん剤は選択しない。代替療法は食事で可能か』を調べていく中で、自然と興味が湧いてきたのが東洋医学と薬膳です。(アーユルヴェーダも読みましたが、こちらは私にはあまりピンときませんでした。それでも、口の中を良質な油でうがいする“オイルプリング“は気に入っています)

東洋医学の参考本はどれも分厚く、経絡の人体図が載っていたり、読めない単語が羅列されていたり、どれも少々難しい本が多かったのですが、それでも惹きつけられる内容ばかりでした。そして、『癌は日頃のあなたの生活習慣と食べ物で出来たもの』という事実も載っていました。東洋医学では、病気そのものよりも病気になる前の段階、『未病』を重視します。未病とは、病気では無いものの、何だか体調が優れないという状態で、その段階にある人を生薬や生活習慣などで体質改善していこうというものです。未病でも東洋医学のお医者さんにかかれば触診や舌の状態、顔色などで、今その人がどのような状態にあるのかがわかるそうです。(例:舌の裏の血管が浮き出て紫=血液が汚れて冷えが生まれている=瘀血の状態、など)ちなみに一般的な病院(西洋医学)で未病の段階で診察を受けると、「心電図などで検査もしましたが特に異常は無いですね」と言われることが多いのは有名ですね。そして癌は、『あなたの身体にこれ以上汚い血液が全身を巡らないよう自身が作った浄化装置(癌)』とも捉えられていました。この事実は私をさらに勇気づけるきっかけになりました。皆、人間の身体は一生懸命生きている。自己治癒力が備わっている、そしてこれ以上同じ食生活や生活習慣を続けないで、と私自身に気づいてもらうために自分で作った浄化という機能なのだ。と思え、改めて自分自身を大事にしなきゃいけない。と気付かされました。

そしてどんどんこの世界にハマり、そこから派生して薬膳という料理の世界にも興味が湧きました。それまではその単語を知っていても『必ず生薬やクコの実をいれなきゃいけないんじゃないのか。あまり美味しくなさそう』という知識しかありませんでした。しかし薬膳の見識は幅広く、例えば日本に昔からあるきんぴらごぼうも立派な薬膳料理である、というように。それは食材の組み合わせや調理法で身体の調子を整えることが薬膳の思想で前提だからです。この、きんぴらごぼうの場合、身体を冷やす作用の強い牛蒡を油で炒め熱し、最後に一味唐辛子を振ることで食材の性質を中庸に持っていきます。

また、身体を温めたい時、生姜をチョイスしがちですが、それ以外にも例えば海老や鮭、野菜では意外ですがバジルやパクチーも生姜より効果は穏やかですが温性食材です。逆に真夏の暑くてどうしようもない時には、トマトやきゅうりなど身体を冷やす作用のある野菜を食べて体温を下げるように意識すると、冷たい飲料を飲み続けた結果の夏バテを回避する事が出来ます。

そのほかにもイライラして落ち着かない状態を、東洋医学的には文字どおり『気滞』と呼び、その対象者には香りのある食材で気を流す効果を狙うため、薬膳ではセロリや春菊、三つ葉、また柑橘系などを意識して使用します。食事以外ではアロマテラピーなどもダイレクトに効果があるのは皆さんもご存知ですよね。心地の良い香りに包まれると自然と深呼吸したくなりますが、これを食事でも応用するというわけです。

 

このように、東洋医学、また薬膳は本当に奥が深くておもしろいんです。私もまだまだ勉強中ですが、少しでもレシピで共有していけたらと思います。