クリスマスが終わり、年末まであと二日
彼の従姉妹夫妻も仕事が休みになり、
「明日みんなでどこか行こう
」
という話が持ち上がった。
色んな候補が出たものの、最終的に決まった行き先は——
愛知県のコストコ……と、ついでに海……![]()
理由は、
「年末の買い出し
」
(私は遊園地みたいな場所に行きたかったけど……ここは我慢
)
そして当日、私たちは車三台で出発した。![]()
途中、刈谷ハイウェイオアシスに寄ることに。
ここで、まさかの展開が待っていた。
買い物だけしてから出る予定だったのに、
うちの下の子が突然、
「観覧車に乗りたい
!!」
と言い出したのだ。
まぁ、観覧車に乗る時間くらいあるよね、
と思い、私は軽い気持ちで、
「
一緒に乗ろうよ!」と彼を誘った。
しかし、彼はなぜか全力拒否。
理由を聞くと、
「……おれ、高所恐怖症なんだ……
」
という、まさかの答え![]()
ところが‼️
子ども達が無邪気に手を引いて誘うと、
彼は観念したように観覧車の列へ…
乗る前から、彼の顔はすでに真っ青。
そしていつも陽気な彼が、この時ばかりは一言も話さない。
私は「観覧車ぐらい大丈夫だって〜」と軽く考えていたが──
……甘かった。![]()
観覧車が上がるたびに、
子ども達はキャッキャと楽しそうに喋る。![]()
その横で彼は、
まるで生まれたての子鹿みたいに震えている…
最初はあまり気にせず写真を撮っていた私だが、
ふと彼の顔をよく見ると——
目に涙がうっすら浮かんでいた…
その瞬間、私はようやく理解した。
「あ、これ……ガチで怖いやつだ。
」
大の大人が震えて涙目になるほどの恐怖。
私は慌てて「ごめんね」と言い、彼をそっと抱き寄せた。
観覧車を降りたあとも、
彼の足は案の定、しばらくプルプルと震えていた。
あとから知った話だが…
実は彼には、こんなエピソードがある。
彼の小さい頃の夢は戦闘機のパイロット。
でも、小学生のときに学校の階段から転げ落ちたことがトラウマになり、
高いところが苦手になってしまった。
それ以降、学校の階段を降りようとするたびに、恐怖で階段が歪んで見えるようになってしまい、
うまく降りることができず、何度も階段から落ちてしまったという。
その結果、大好きだったパイロットになる夢は諦めざるを得なかった。
そんな彼だから、これまで観覧車に乗ったことは一度もない。
そしてこの日、
日本で迎えた人生初の観覧車🎡
結果——
次回は、みんなで迎えた年末
カウントダウン![]()
ペルーならではのちょっと面白い年越しを覗いてみてくださいね
