愛の軌跡


さて、二人きりの部屋へグルメが運ばれて来た。
部屋の係りさんが気を遣いながら次々と美味しい
料理を運んで来る。
大きな鰤の刺身、鯛
の刺身、烏賊の刺身、バイ貝

の刺身、甘エビ、マグロ等食べきれるかなと思う程

の料理だ。
「姿造り」って言うんですが船に刺身を盛り付けて
豪華な食卓だった。

火照った身体に冷たい生ビールのコップで乾杯!!
喉を通る感触はとても爽快。

最後は大漁鍋を味わった。白菜ネギカワハギなど
煮込む、いい味が出ていた。

もう満腹だ。今夜のメインイベントであるK子との
床運動がこれじゃ出来なくなるよ~


さて部屋係りの手で布団が敷かれて行く。僕とK子は

ベランダの応接セットに座り夜景を眺めていた。
遠くの海には漁火が見えてムードが高まってきた。
部屋係りさんが慇懃にお布団のご用意が整いましたと

部屋を出て行った。
まるでこれから二人の愛のショーが始まるのを見透

かされているようだった。

いつもベットだが今夜は和風の布団だ。

ふっくらとK子のオッパイのような軟らかい布団の感触。
早速抱っこしてベランダから布団へお誘いした。
そして浴衣の裾をおもむろに分け入った。おおッ!!
瞬間に白い太ももが露わになった。
小さなパンティーがチラッと見えた。チラリに弱い僕は
心臓の鼓動が少し高鳴った。
浴衣の帯を解いた。そして浴衣をそっと左右に開いた。
おお!!宝石のようで白いマシュマロのような軟らかい
K子の身体がさらされるまもなく僕はガバッとK子の
乳房にかぶりついた。右の乳房、左の乳房交互に狂っ

たようにくち付けをした。乳首はもう既に固く尖っていた。
キスと同時に、車中でお利口な僕の右手は白い太股を
なぞりながら次第にその中心へ滑り込んで行く。
我慢の限界まで耐えた手は優しくそして強くその
泉へも分け入った。既にそこはもう愛液が溢れていた。
指を入れると直ぐに吸い付かれるように奥へ入り込む。
子宮に引力があるようにも思える。
慌てて引き抜こうとするとまた波のような力でスルッと
中へ吸い込まれる。
同時にあのいやらしい快音が部屋に響いている。


その音に誘われるように僕はその妖しい泉へ舌を這わ

せた。
そして泉の中へ僕の長い舌が吸い込まれた。舌での愛撫!

激しく舐めたり、吸い付いたり、ますます愛液が溢れる。
太股の付け根や乳房や脚の指も全て僕の舌が這う。

そのたびにK子は呻き喘ぐ。


舌でK子は何度も頂点に達した。男は射精すればしばらく
回復しないがK子は貪欲なくらいに僕の愛撫に耐えている
のか数回も絶頂を極めた。

僕ももう我慢の限界だ。
いやらしい音の源へ僕の大きく固く怒張した分身を
静かに入れた。
K子はあっと悲鳴にならない声を上げて眉間に皴を寄せる。
そして今度は腰を振る、振る、ああ!!今度は
僕の声が洩れる。そんなに急に動くと僕がイッちゃうよ~
しっかり正常位で二人の男女が結びついていた。


僕はもう我慢が出来ない!!
イクよ~イクよ~ K子は首を振るだけ!!
声も枯れてしまっている。
僕は動物の咆哮のように最後の声を呻いた。


静かに僕の分身を抜いた。
K子の秘宝からは白いラブジュースが流れ出て来た。
すばやく僕は舌で受け止めて口に含んだ。
K子の唇を分けてそのラブジュースを飲ませた。
K子はにっこり「甘いわ~」と微笑んだ。



愛の軌跡