今回は当社のことのついて少し紹介していこうとおもいます!
お客様のリフォームの相談に伺うと今の住まいを建て替えたほうが良いかと相談を受けます。
家族構成をお聞きすると団塊の世代は子供さんが独立しお孫さんと離れて暮らしている方がほとんどです。
「え!家を壊してしまうのですか。お孫さんたちにとってはこの家は故郷ではないのですか」
とお話しするとハッと気が付き真剣なお顔になります。
家は只の器だと思っています。快適さと便利さはくれますが家が家族を幸せにしてくれるわけではありません。
家をみんなで利用して日々どう暮らしていくかという理解が家族を幸せにする原点と思っています。
耐震補強をして雨漏りと白アリのメンテをしていけば100年・200年持ちます。
一番古い木造の法隆寺は1200年もっています。
年をとると2階での生活はつらくなるので将来のために1階に生活の拠点を移し、床暖房とバリアフリーと耐震補強を提案して、2階は子供さんとの思い出が詰まっているお部屋ですのでなるべくそのままにしておいて、子供とお孫さんがいつでも帰れるようにしておくようにと提案し、ぜひ故郷を残しましょうよとお話しするとほとんどがリフォームの工事の相談となります。
ということでマイケンは22年間まだ住宅の新築の仕事は1件もしていません。
仕事を通しお客様の故郷作りとお客様の幸せと笑顔を作る仕事がマイケンの目標です。
これからはマイケンの遺伝子を引き継ぐ後継者を作らねばと思い、これはと思う人に声をかけていますがなかなか見つかりません。知人に後継者の話をしたところ会社の経営と財務が良くなければ誰も儲からない会社は引き継ぎませんよと言われ経営と財務を良くするにはと考えました。
会社の財産・資産はご利用していただくお客様と会社とお客様のために働いてくれる社員のこの2つだと思っています。
リフォームは住んでいる家にお邪魔しての作業です。マイケンを好きになってもらい信頼されないと仕事はいただけません。起業した時の原点に戻り、漏った、詰まった、壊れたの小さな仕事からコツコツと信頼関係を作り、お客様の笑顔を頂きながらお客様を増やして後継者のためにと頑張っています。
もう一つの財産の社員ですが、マイケンの場合は社員がいないので直接お客様と接する48社の協力会社と職人たちです。
特にリフォームは先ほどお話しした通り、住んでいるお宅へお邪魔しての作業です。クレームはもう二度と仕事は頂けませんので、日頃仕事を通じマイケンの理念を協力会社と職人たちに話してマイケンの一員として最高の仕事をしてもらっています。
この2つの会社の財産をもっと充実させ3年後には次の後継者に引き継ぎたいと思っています。