武者行列も終盤にさしかかり、いよいよ、決戦劇。
今回は原点回帰ということで、上田市の中央交差点を封鎖し、そこで徳川軍を迎え撃つ形に。
城を背に戦える日がくるとは!!感無量でごさいます(´;ω;`)
しかも、今年の決戦劇の舞台は……
第二次上田合戦
時は慶長五年。
豊臣秀吉の死後、豊臣家を守ろうとした石田三成の挙兵を機に、再び世の中は戦乱に包まれる。
全国各地の戦国大名たちが、東西に別れて、激しくぶつかりあった。
そんな中。
真田幸村も戦乱の渦中にあった。
犬伏の別れ
どんなことを話したかは、今となっては分からぬこと。
だが。
幸村、昌幸は徳川と戦うため西軍に。
兄、信之は、義父本多忠勝のいる東軍に。
兄弟、東西に分かれて戦うこととなったのだ。
今生の別れとなるかもしれない決断であった。
兄上の正妻、本多忠勝の娘、小松姫
彼女も戦乱に巻き込まれたかなしき女性。
関ヶ原へ参陣する途中、上田城を攻めるため進軍してきた徳川秀忠。
一斉攻撃を仕掛ける徳川軍。
迎え撃つ真田幸村と真田十勇士。
原町、松尾町、海野町の三方から攻め込む大軍を迎え撃つ真田十勇士。
兄、信之の姿があった。
次々と傷ついていく仲間たち。
剣を振るう兄の姿。
十勇士の猿飛佐助が、危機に迫った時、ついに幸村が動く。
『待てっ!!』
つづく。