真田まつり④ | 歌舞姫通信

武者行列も終盤にさしかかり、いよいよ、決戦劇。


今回は原点回帰ということで、上田市の中央交差点を封鎖し、そこで徳川軍を迎え撃つ形に。


城を背に戦える日がくるとは!!感無量でごさいます(´;ω;`)

しかも、今年の決戦劇の舞台は……


第二次上田合戦



時は慶長五年。

豊臣秀吉の死後、豊臣家を守ろうとした石田三成の挙兵を機に、再び世の中は戦乱に包まれる。

全国各地の戦国大名たちが、東西に別れて、激しくぶつかりあった。


そんな中。

真田幸村も戦乱の渦中にあった。


犬伏の別れ


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どんなことを話したかは、今となっては分からぬこと。

だが。

幸村、昌幸は徳川と戦うため西軍に。

兄、信之は、義父本多忠勝のいる東軍に。

兄弟、東西に分かれて戦うこととなったのだ。

今生の別れとなるかもしれない決断であった。


兄上の正妻、本多忠勝の娘、小松姫


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彼女も戦乱に巻き込まれたかなしき女性。



関ヶ原へ参陣する途中、上田城を攻めるため進軍してきた徳川秀忠


一斉攻撃を仕掛ける徳川軍。

迎え撃つ真田幸村と真田十勇士。


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原町、松尾町、海野町の三方から攻め込む大軍を迎え撃つ真田十勇士。


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その中に。



兄、信之の姿があった。



次々と傷ついていく仲間たち。

剣を振るう兄の姿。


十勇士の猿飛佐助が、危機に迫った時、ついに幸村が動く。


『待てっ!!』




つづく。