改めて、昨日ご入国下さったご主人さま、お嬢さま、本当に有難うございました!!
コメントで気持ちを伝えて下さった方も有難うございます。本当に、ひとつひとつの言葉が嬉しいです

昨日は...想像以上にばたばたとしてしまい、それに伴い嫌な思いをされた方も多くいらっしゃると思います。全て私の力不足によるものです。
もっとお一人おひとりとお話出来れば...もっと...と、自分自身悔しい思いがない訳ではありませんが、それでも無事卒業式を終えることが出来て良かったと思います。

最後のご挨拶で、めいどりーみんを卒業しますの一言がなかなか言えず、胸に詰まってしまいあぁ、わたしにとってこのお店が本当に大切な居場所だったのだと痛感しました。まだ少し胸が痛いです。

1年前の冬にへぶんずに戻ってきたとき、まるで全く違う場所に帰ったように感じました。1年も経つとキャストもそれなりに変わり、常連さんも新しい顔が増え、お店の雰囲気も違ったものになるので、わたしは改めてここでちゃんとやっていけるだろうか...と、不安にもなりました。
でも、月日が経つにつれ新しいへぶんずはやっぱり私にとって大切な場所となりました。


初めは、秋葉原の街がただ好きでした。
めいどりーみんのキッチンとして働くようになって、お店と、キッチンのかけがえのない仲間が好きになりました。
時が流れホール要員として働き、お店のこと人のことがもっと好きになりました。

あいすちゃんの飲み込まれるようなダンスが好きでした。
ゆもちゃんの心から楽しそうに踊る姿が好きでした。
あやめ氏の細かく行き届いた気遣いが好きでした。
ばんちゃんのどうしようもなく繊細で、お節介なところもあるけどそこも好きでした。
過去から今まで私を叱り励まし導いてくれた先輩方が大好きでした。
仕事熱心で真面目な優しい子ばかりの後輩たちが好きで...わたしの誇りでした。
わたしに様々なことを教えてくれるご主人さま、お嬢さまが好きでした。
皆が呼ぶわたしの名が好きでした。


この度の卒業は急なものとなってしまいましたが、決して後ろ暗い理由ではなかったと断言します。
2011年の5月に初めてわたしが「ちとせ」として有るようになって以来、悔しいことはあっても唯の一度もお給仕自体が厭で仕方がなくなるようなことはありませんでした。
皆さんのお陰で新しい地でも自分らしく...しっかり頑張れると信じています。


計2年と半年の期間は思い返せば余りにあっという間でした。とても楽しかった。


今は感謝の言葉しかありません。ありがとう。それと、


愛しています。



ちとせ