2010/08/30 07:07

私の元に天使が舞い降りた。

それはそれは凄く慌ただしく‥。

旦那に身辺整理をお願いした夜、噛み合わないやりとりをしていた。

お互い離婚には合意。

気持ちは二転三転するも行き着くところは同じだった。

ただお互いの理想的離婚の仕方が合わない。

最後まで勝手、綺麗事を言い、優柔不断な旦那と私。

ベビちゃんも痺れを切らしたのだろう。

お互いが『好きにすればいい』と相変わらずなげやりなパパとママ。

ひょっとしたら助言しに来たのかもしれない。

私はその日精神的に寝付けなかった。

旦那の言う離婚期限まであと1日‥。

そんな中、朝方3時半頃お腹の痛みで目が覚めた。

食べ過ぎて下○だと思ったが、俗に言うおしるしだった。

その後、違和感のある痛みが不規則に続く。

しかし想像より間隔が遥かに短い。

私、精神的にだけでなく、肉体的にも強くなっていたのかもしれない。

予備知識では陣痛はこんなもんじゃないと‥。

まだ耐えれる、まだいける‥が、冷や汗は止まらない。

5時頃産院に連絡するも、予定日より12日も早い上に陣痛開始から僅か1時間半。

先週の検診では出産に至る傾向は全く無かった。

助産士さんの指導で一時間様子をみるが、自然とうめき声が出る。

6時に再び連絡し、とりあえず内診する為産院へ。

旦那にも連絡して、20分後産院到着。

既に子宮口全開だった‥。

そして内診中に破水。

私、どれだけ我慢強くなっていたんだか‥。

分娩室に移り、ベビちゃんと呼吸を合わせること数回。

天使が目の前に現れた。

何とも言えない感覚。

この瞬間をずっと待っていた。

ありがとう。

アリガトウ。

A・RI・GA・TO・U。

ただただそれだけだった。