あの人にお中元もう送った?

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身の危険を感じながらも

やっぱり先生の新作は読みたい。

 

 

 

読んだら帰ろう。

 

 

 

「新作、すごく楽しみです」

 

 

 

私は先生が冷蔵庫から取り出した

お茶のペットボトルを受け取りながら

遠回しに読ませてくれるように催促しました。

 

 

 

「今まではミステリーばかりだったけどね、

 個人的にはけっこう挑戦したんだ。

 僕の仕事部屋のPCにあるよ」

 

 

 

先生は私を仕事部屋へと案内。

部屋には壁一面に大きな本棚があって

ぎっしり本が詰まっていました。

 

 

 

「すごい…!

 私の理想とする部屋です!」

 

 

「あはは、C美ちゃんも僕も

 本当に本の虫だよねぇ」

 

 

 

先生はPCを立ち上げて少し操作すると

私に席を譲ってくれました。

 

 

 

 

「はい、これが新作。

 今日は僕も休みだしゆっくり読んでって。

 お昼ご飯できたらまた呼ぶから」

 

 

 

 

そう言って先生は私を

部屋に1人きりにしてくれました。

 

 

 

 

一人になって改めて

先生の仕事部屋を見渡します。

 

 

 

先生の過去の作品はもちろん

映画に主演した俳優のサインなど

まぎれもなくS先生だという証拠が

その仕事部屋にはあふれていました。

 

 

 

 

私、本当に憧れの先生と

お近づきになれちゃったんだ…。

 

 

 

 

私は特別感に浸りながら

先生の新作を読み始めたのです。

 

 

 

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