オフェンスの展開においては、
いくつかの選択を基に考えている。
ボールをを進めながら相手をアウトナンバーにする。
すなわちファーストブレイク(速攻)をねらう。
一気に相手のゴール下を目指して、3~4mの距離で
ジャンプシュートをねらう。
次に・・・
ファーストブレイクが出せないときは、
直ちにモーションオフェンスに切り替える。
それらの狙いは成功率の高いシュートを
打つことである。
バスケットボールでは、シュートの成功率が
試合の勝敗を左右する要因になる。
ディフェンスを良く見て、インサイドから
アウトサイドにパスを出せば、必ず成功率の高い
シュートにつながると考えたい。
シュートが入らないときは、リバウンドが大切なのは
言うまでもない。つまり、リバウンドを獲得し
いかに相手よりもシュートを多く打てるかが
勝利へとつながる。
強いチームは、ある方向性をもった独自の約束事を
もって練習をしているはずである。
ドリルの内容は綿密にプランニングされていなければ
ならない。
ひとつひとつ分類されてやっていたドリルが
最終的には全体的なオフェンスにうまくまとまるように
構成されていなければならない。
指導者はれんしゅうに関して絶対的な責任を
もたなければならない。
個々の能力を活かし、スキルアップさせながら
チーム全体のレベルアップも図らなければならない。
相手のディフェンスの戦略に対応することを
考えるよりも、自分達のオフェンスがいかに
どんなディフェンスでも打ち破れるような
オフェンスを作り上げるのが理想である。
より早く、より正確に、そしてよりシンプルであることが
より強いオフェンスへづくりへの考え方である。