でも今は自分のことを責めるより、赤ちゃんに何か出来ることをやってあげるのが先だ…

そう考えるしか自分自身を保てなかった。

赤ちゃんは私に「大丈夫だよ。」と胎動で示してくれるから、私も今は赤ちゃんに出来るだけストレスを与えないようにしなきゃ!

そう思ったら、涙を止めることが出来た。
次に行く病院なら大丈夫。
私たち夫婦は信じるしかなかった。

次に紹介された病院に行くまではちょっと日にちが開いた。最短で予約をとったけど、紹介状ありの初診でも予約をしなきゃダメらしい。

その間も不安で心配で仕方なかったけど、私の赤ちゃんは毎日胎動で生きてるってことを私に示してくれた。

次に行く病院は家から車で1時間以上かかる所だった。
行く前に病院のことをネットで調べてみた。

その病院は国立病院だった。
産婦人科ではなく産科だった。
つまり、婦人科はないから妊婦さんだけを診ているということだ。
大きい病院だけあって、「胎児診断」をして、必要があれば「胎児治療」も行うと書かれていた。

「胎児治療」が出来る先生がいるなんて、心強い。

少しでも早く行って診てもらいたいと心から思った。