こんにちは！
これからの働き方を模索中
ジャカルタ駐在妻のまいです
ご訪問いただき
ありがとうございます✨
ジャカルタの
車やバイクの運転って
見ててヒヤヒヤしませんか？
特に右左折や合流、
車線変更をするとき！
あの車通りの激しい道を
みんなけっこうエイヤッて
割り込んでますよね
うちのドライバーさんは
デコボコ道を通るときは
速度を落としてくれるなど
乗っている人にとっては
ジェントルマンな運転を
してくれますが
右左折や車線変更のときは
けっこう強気
左右確認はしてる（はずだ）けど
私からすれば
「え、いま行っちゃう？
すぐそこまで車来てるけど？？」
という驚きのタイミングで
突入していきます
でも、合流された方も
それに合わせてちゃんと
速度を落として対応してる…
インドネシア人って
第六感で運転してる？？
そう思わずにはいられない
インドネシア人の阿吽の呼吸…
よく事故が起こらないな
私は車に乗るたびに
肝を冷やしながら
いつもそう思っていました。
うちのドライバーさんだけかな
ところが先日
ドライバーさんが原付と
接触事故を起こしてしまい
ました…
幸い軽い接触で
原付の転倒・ケガもなく
原付はそのまま
走り去っていきました。
これが日本だったら
大抵その場で警察を呼んで
保険会社に連絡のうえ
賠償の話を進めると思います。
日本には「弱者保護」という
考え方があるので
責任割合を判断するにあたって
原付が多少有利になったりも
します。
なので
私は原付が何も請求せず
走り去ったことに？？でした。
それを夫に話したところ
インドネシアは日本みたいに
弱者保護の考え方はないし
車の方が偉いと見なされるんだよ。
（車を持てる＝裕福層だしね）
自動車保険もあまり普及してないし
車の修理代は高いし
だから面倒が起きないうちに
（車の修理代を請求される前に）
走って行っちゃったんじゃない？
原付ドライバーが亡くなったって
数万円支払って示談にする国だし
警察も賄賂を渡せば終わりだし
人の命が日本よりずっと
軽く扱われてるんだよ。
と言われて
カルチャーショックを受け
なんとも言えない気持ちに…
貧富の差が激しく
お金の有無で対応が大きく
変わる社会、インドネシア。
私は今回の出来事を通じて
穏やかでゆったりしている
インドネシアの負の一面を
見た気がしました。
交通事故だけじゃなく
例えば学校の入学とか
運転免許の取得とか
日常生活の様々な場面で
賄賂を要求されることが
ふつうの世の中だそうです。
（情報源は語学学校の先生とメイドさん）
貧しい人は
その命さえ軽く見なされる
という現実に
なんともやるせない気持ちに
なるとともに
お金と命の価値について
考えさせられた一幕でした。
ここまでお読みいただき
ありがとうございました。