今回の北海道の地震…
ぜんっぜん他人事ではなかった。

弟が札幌に住んでるし
父の仕事柄、北海道各地に知人がたくさんいるし
わたし自身、3.11で大きな地震を経験したから。

あの日のことが走馬灯のように頭の中を駆け巡りました。

長男2才・次男0才。

2人を連れて出かけていた友人宅で
あの地震にあいました。

正直言って、
縦揺れだったとか横揺れだったとか
どんな風に揺れたのか、覚えてません。

とにかく小さい子供たちを両手に抱えて
必死で建物の外へ裸足で逃げました。
(今思うと危ないけど
家の中も色んな物が倒れてきて
みるみるグチャグチャになり
このまま家も倒壊するのでは…と思ったから
外に逃げました)

電柱は倒れるんじゃないかってほど大きく揺れて
ブロック塀はどんどん崩れ
家屋の瓦が音を立てて落ちていく光景は
大袈裟でもなんでもなく
この世が終わるんだ。
わたしたちは死ぬんだ。
そう思ったことだけは
はっきり覚えてます。


地震がおさまって
車に乗り込み、どうすればよいか考えました。

当時の旦那にも実家の母にも
もちろん電話は全く繋がらず
震える指でメールを送りました。

3人とも無事です。
無事ですか?

そんな時、奇跡的にケータイが鳴ったのです。


当時、隣県に住んでいた
今の夫からでした。(長い間友人だったので)


冷静に状況を話してくれ
すごく安心したのを覚えてます。

その電話を終えて
とりあえず実家に帰ろう!
明るいうちに!と思ったのです。

普段なら30分もあれば着くであろう距離を
渋滞の中、5時間かけて帰宅しました。

もちろん、途中からは
信号も街灯も全て停電しており、真っ暗でした。

幸い、子供たち2人とも全く愚図ることなく
ひたすら寝ていてくれました。

あんな状況の中、
ギャーギャー泣かれていたら…と思うと。。


途中、どうしてもトイレが我慢できなくなり
次男のオムツをお尻の下に敷いて
おしっこをしました。

長男も、オムツは取れていたので
オムツにおしっこをしてもらいました。

今考えても、それしか方法が無かったです。
オムツがあって、本当によかった。



実家に到着しても
真っ暗で、みんなが居るのか居ないのか
わかりませんでした。

大きな声で
ママ〜!!!かえってきたー!
と叫んだことを覚えてます。


実家のリビングは
明るいうちに両親が片付けてくれてました。

私たちが帰ってきたら
びっくりしてしまうから…。
ガラスの破片が危ないから…。

そう思って必死で片付けてくれたそうです。


真っ暗の中、昔ディズニーランドで買った
光るライトがレインボーに輝いてました。笑

1番困ったのは
次男、6ヶ月、完ミだったので
ミルクをどうにかしなきゃいけない!!

でも、水も出ない、ガスも電気も無い。

もう母乳やめて3ヶ月くらいたっていたので
母乳も次男が満足できるほどは
出ませんでした。



長くなってしまったので
また書きます!