昨年9月以降、ブログをしばらくサボっていましたが、5/29に南アフリカで総選挙が行われ、
現時点(6/2)でほぼ結果が出たので備忘録のために選挙結果を記載します。
ANC:40.21%, DA: 21.78%, M.K.: 14.58%
(データ元:https://results.elections.org.za/dashboards/npe/#)
ネルソン・マンデラ氏が率いていたANCが今回も勝利したものの、アパルトヘイト後30年間で支持率は低下し、
今回の選挙では過半数を獲得できませんでした。
過去の栄光に甘んじ、現在の日常生活(電気や水道等の不安定なインフラ、高い失業率、物価高など)の問題に真摯に向き合い解決しようとしてこなかった結果が今回の選挙に現れたと思います。
また、投票率も58%(前回2019年は66%)と低かったことからも政治への関心の薄さを感じました。
外国人で一時的に南アに滞在している私には選挙権はありませんが、選挙前に改善された停電(4月以降全くなし)と断水は、選挙が終わっても現状が維持されることを願うばかり。
先日ケープタウンを10年ぶりに訪れたときにも物乞いの多さや治安の悪さに落胆したので、今回の選挙を経て、これからの南アフリカ政治・経済(とくに汚職・犯罪率)が改善することを切に願います。