本についてです。


映画はまだ観てません。



時給11万2千円  ×24時間  ×7日間


館の地下室にその期間いるだけで1,881万6千円稼げるモニターバイト。



12人それぞれに鍵のない個室と種類の違う凶器。


人を殺したり、逆に殺されてもボーナス。


犯人を推理したらボーナス、犯人になったら監獄&報酬減。



何もしなければいいのに、何かしなければいけない人がいる。



何かをする可能性のある12人。




ひとり死んでしまうたびにいちいちショックを受けて、


読み終わった後食欲が衰退してしまいました。



ただ単に人が死んでいくだけのホラーではなく、


探偵という存在がミステリーとして最後まで読ませてくれました。



最後のページで「あーあ。」ってなっちゃうけど。




不穏当かつ非倫理的な出来事が発生します。


それでも良いという方のみ、お読みください。


インシテミル /米澤 穂信


付き合いそうで付き合わなかったふたり。



気になったきっかけも、冷めたきっかけも他愛ないけど


何か見覚えがある。



見覚えどころじゃない。



チキンな私はそんな感じで諦めたり


おそらく諦められたりしたこともあったと思う。




もひとつ新鮮なのは、


梅田さんといういわゆる濃いキャラがあまり我を出していないこと。



普通「主役」っていったらこういう人だろうに。



なのでよけいにするすると読んでしまったんだろう。



にくい。




カツラ美容室別室/山崎 ナオコーラ



映画化されてると、


どうしても登場人物のイメージが俳優・女優に重なってしまう。




だからユリさんはどんだけかわいくて小悪魔なのかと思ったら


どうも違うらしい。



すっぴんで髪もぼさぼさで下っ腹出てる。


薄いくちびるがかさかさ。


小説に出て来がちな容姿端麗な人妻ではない。



そんなユリさんに対して


[あのゆがみ具合がたまらない]


って、もうどんだけ惚れてるんだよーって突っ込もうと思いはっとする。



美しさや艶っぽさに溺れた愛情表現はたくさんある。



でも確かに本気で好きになったら


世間で醜いと分類される所も愛しくなってしまう。



そんな自分の痛い思い出も引き出されてしました。




人のセックスを笑うな/山崎 ナオコーラ