久し振りのブログです。久しぶりに大切な事を思い出す事ができたので忘れないうちにブログに書こうと
思いました。
物事や何か行動する為にがんばりを利かせる、もしくはがんばれるには訳がある場合が多いと思います。
目的意識や、誰かの為、言われるがままに頑張れる人などさまざま。
何かを得る為に目的意識をもち、目標を設定して、それに向かって達成するまであきらめずにがんばるのは
強い志持ち、繰り返す事をあきらめないで続けるのは本当に大変です。
ある家族の話なのですが、子供が登校拒否をしていて悩む母親は苦悩の日々を過ごしていましたが、
子供に動機付けをする事で登校拒否が改善されるという話を聞きました。
こういったケースの場合ほとんどの母親は「どんな事でもする」という強い意志と学校に行って欲しいという
目標をもつそうです。
でも、大切な事が欠落していることに気が付けず、思いばかりが先行するそうです。
それは、目的意識です。「どうして学校にいくのか?」が欠落しているのです。
母親からすれば、学業も含め集団生活や集団でのルール友達との会話や相手を思いやる気持ちなど
たくさんの事が学べる「成長の場所」というのが理解できてますが、子供にはそれがまだ到底わかる
訳はありません。
困り果てた母親は「登校拒否は催眠術で改善する」という広告を目にします。
「どんな事でもする」という母親は疑いながらもこの広告主に電話をし、実際にお願いする事に
しました。
催眠術師に会うと、すぐに催眠術師は母親にこういったそうです。「登校拒否を直す為に催眠術は使いません」
そういうと近くのカラオケボックスに連れていかれたそうです。
母親は違和感を感じながらも、不思議とこの催眠術師に期待をし始めていました。
そして、子供に催眠術をかけ始めました。
ところが、かんじんの子供に催眠術は全くといっていいほどかからずに、依頼者である母親にばかり
催眠術が効いてしまうありさまでした。
母親は疑心暗鬼になりながらも、「子供の為」と思いながら、この催眠術師の意図するがままに催眠術は
続きました。
そして、1時間が過ぎた頃、ある催眠術を母親にかけました。母親の両手がしっかりと固定され手が離れない
状態となりました。
催眠術師は子供に向かって「お母さんの両手は、君が心から学校に行きたいと思うまでずっと離れないんだよ」
そういうと、子供は必至になって「僕、学校に行く!」といいました。
ところが両手は離れません。子供が不思議そうに催眠術師をみると「だめだよ。心から行きたいと思わないと」
とやさしく声をかけました。そして、子供が同じセリフを言った次の瞬間に母親の手はするりと離れ、親子で抱き
あって母親は心から「ありがとう」と子供を抱き締めたそうです。
次の日から、子供は約束通り学校に行くようになりました。子供は母親に「またおかあさんの手が離れなくなると
かわいそうだから」といって笑顔で学校にその日から行くようになったそうです。
しっかりと動機付けができた事をこの話を聞いて思い出しました。
そして、「催眠術は使わない」といい、それに頼らずに登校拒否を直してしまったこの催眠術師はすごい。
本当に大切な事を思い出す事ができて私はよかった。と思いブログに書いてみました。