
KBSテレビのドラマ『アイリス』で人気を集めている俳優のイ・ビョンホンさん(39)に結婚をえさにだまされたとして、20代女性が提訴したことが9日までに分かった。イさん側の代理人は「イさんが非難されるようはことをした事実はない」とし、原告に名誉を傷つけられたと反論した。
ソウル中央地裁によると、イさんの交際相手だと主張するカナダ在住の女性(22)は、結婚したいというイさんにだまされ、性的関係を持ち、精神的、肉体的被害を受けたとし、1億ウォン(約760万円)の損害賠償を求めた。原告は訴状で「昨年知人を通じてカナダでイさんを紹介され、本格的に交際を開始し、今年7月にイさんを訪ねて韓国に来たが、イさんに無視されたままだ」と主張した。
原告は「昨年末に韓国を訪れた際、イさんの自宅に10日間滞在し、イさんが家族に自分を交際相手だと紹介した」などと説明した。
これに対し、イさん側は「昨年秋に知り合い、今年春に別れた交際相手がいた」と交際の事実は認めた上で、「その交際相手に絡むスキャンダルを暴露するとして、昨年から身元不明の男がイさんとそのマネジャーに対し、20億ウォン(約1億5100万円)を要求する脅迫電話をかけてきた」と主張した。イさん側は脅迫容疑での刑事告発に加え、原告の行為は名誉棄損に当たるとして、逆に責任を問う構えだ。
孫振碩(ソン・ジンソク)記者
訴えられたイ・ビョンホン、今後の活動は?
イ・ビョンホンが20代の女性から損害賠償請求訴訟を申し立てられたが活動には何の支障もないとみられる。
現在イ・ビョンホンは、ソウル市内で水木ドラマ『アイリス』(KBS第2)の撮影をしている。
制作会社テウォン・エンターテインメント関係者がこのように明かし、今回の件が撮影に影響を及ぼすことはないと伝えた。
カナダ在住の原告女性は、8日ソウル中央地裁にイ・ビョンホンから精神的、肉体的被害を受けたとし、損害賠償請求訴訟を起こした。
今回の件に関し、イ・ビョンホン側は「20代の女性から訴訟を起こされたのは事実。しかし非難されるような事実はない」と法的対応を取ることを明らかにした。
イ・ビョンホンは17日、日本・東京ドームで開催されるイベント「韓流フォーカード~FOUR OF A KIND~」にも予定通り出演する。同イベントはイ・ビョンホンをはじめ、チャン・ドンゴン、ウォンビン、ソン・スンホンの4大韓流スターが一堂に介すビッグイベントで、国内外で関心が高まっている。
パク・ミエ記者
イ・ビョンホンさん、元交際相手を逆提訴へ
俳優のイ・ビョンホンさんは、元交際相手の女性から「結婚をえさにだまされた」などと損害賠償を求める民事訴訟を起こされたことを受け、元交際相手を名誉棄損で民事提訴するとともに、関連する脅迫行為を刑事告訴する方針だ。
イさんの弁護士は10日、STARNEWSの電話取材に対し、今週中にも民事、刑事上の法的対応を取ると明言した。
キム・デホ弁護士によると、イさんは身元不明の男から「スキャンダルを暴露する」などと数回にわたり金品を要求されており、脅迫の疑いで刑事告訴する方針だという。
キム弁護士は「脅迫に関しては告訴準備を進めてきた。検察の捜査で事実かどうかが明らかになるだろう」と指摘した。
キム弁護士はまた、「原告女性が訴状をマスコミに公開し、イさんの名誉を失墜させたことは、明らかに名誉棄損に当たる。その部分についても責任を問う考えだ」と述べ、原告を逆提訴する考えを示した。
チョン・ヒョンファ記者
イ・ビョンホンに常習賭博の疑い
イ・ビョンホンさんの元交際相手が損害賠償を求める民事訴訟を起こしたのに続き、イ・ビョンホンさんが常習的に賭博を行ったとして、検察に告発状を提出していたことが分かった。
イ・ビョンホンさんは8日、精神的、肉体的被害を受けたという理由で、カナダ在住の女性(22)から1億ウォン(約760万円)の損害賠償を求められた。この女性は翌9日、この訴訟とは別に、イ・ビョンホンさんが海外で常習的に賭博をしていたという内容の告発状を検察に提出した。
これに対し、イ・ビョンホンさんの所属事務所の関係者は「ラスベガスに一緒に旅行をしたことがあり、常習的な賭博というのはこの時のことだと思われる。あきれてものも言えないが、検察に陳情書を提出する方針だ」と説明した。
また、イ・ビョンホンの法定代理人を務めるキム・デホ弁護士は、「検察に対し、常習的に賭博はしていないという陳情書を含め、脅迫容疑などについても捜査を依頼するつもりだ」と語った。
チョン・ヒョンファ記者
イ・ビョンホン事務所「必ず真実を明らかにする」
9日に元交際相手を名乗るクォンさん(22)から損害賠償を求める民事訴訟を起こされたのに続き、常習賭博の疑いで告発されたイ・ビョンホンさんの所属事務所が、断固たる対応を取る意向を示した。
イ・ビョンホンさんの所属事務所BHエンターテインメントは10日に報道資料を発表し、「イ・ビョンホンの法定代理人を務めるキム&チャン法律事務所を通じて、本日クォンさん側による脅迫および金品要求に対する捜査とともに、虚偽告訴罪の疑いについても捜査を求める陳情書をソウル中央地検に提出した」と説明した。
事務所側はまた、「(クォンさん側の訴訟と告発は)イ・ビョンホンのイメージを傷つけようとする悪意的な意図がある。この件については必ず真実を明らかにし、イ・ビョンホンの無実を証明する」と述べた。
さらに、「イ・ビョンホンがギャンブルにまったく関心がないということは、知人らもすべて知っていることで、クォンさん側が主張する常習的な賭博というのは根拠のない憶測に過ぎない。出演作の撮影が終わった後、知人たちと一緒に休暇を兼ねてラスベガスに行ったことがあるが、巨額の賭博をした事実はない。相手側の憶測による主張に対し、名誉棄損と虚偽告訴罪で断固として対応するつもりだ」と主張した。
最後に「非難を受けなければならない行動や、公人としての道義に反する行動をしたことはない。真実は必ず明らかになるだろう。無罪は必ず立証されるだろうが、このような疑いが持ち上がること自体、イメージダウンにつながる」と懸念をあらわにした。
イ・ビョンホンさんが訴えられたというニュースは日本のファンにもショックを与えたが、17日に予定されているイ・ビョンホン、チャン・ドンゴン、ソン・スンホン、ウォンビンによるステージ「韓流フォーカード~FOUR OF A KIND~」は予定通り行われる。
イ・ダジョン記者
付き合ったのは事実のようですから、選んだ相手が悪かったのかきちんと相手が納得するように別れなかったのが悪かったのか・・・。