前回の記事でジオメトリーの自作装置を紹介しましたが、だんだん納得がいかなくなってきて、もっと単純に改善しようと作ったのが、こちらの「ジオメトリック・インジケーター」です。

8方位すべてにダイヤルを配置すると、それだけで装置のサイズが大きくなりますし、ラジオニクス的には「この方位を調べる」と明確に意識できれば、測定ダイヤルは1つでも構わないわけで、方位はLEDで指定し、それを1つだけ用意した測定専用ダイヤルで測定する、という形に変更しました。サイズは23cm×17cmで、だいぶ小さくなって扱いやすくなりました。

測定部はサイズ的にもデザイン的にも、いつもの円形プレートは合わないので使用せず、操作パネル内部に設置して外からは見えないようにし、電源を入れると照明によって浮かび上がる構造にしました。ダイヤルを1つにすることによる残留思念の問題(これが結構大変でした)と、配線で悩みましたが、このおかげで以前より小さくシンプルになりながら、8方位だけでなく、選択スイッチの切替でタンズリーの装置のように16方位まで測定が可能で、より精度の高いジオメトリーが製作できます。
さらに方位を増やすことは簡単なのですが、現実的にも集中力が続きませんので、最大16方位までがいいところですね。

 

左が8方位測定時、右が16方位測定時。

 

本体やパネルが黒色なこともあって、電源を入れ照明が付いた状態で写真を撮ろうとすると、照明以外が飛んだり、実際の明るさよりはるかに眩しく写ってしまって、撮影にとても苦労しました。が、苦労したわりには汚く写ってますね(*´ω`*)
選択用ボタンを押すことで、8方位、または16方位に沿って照明がピッピッと移動し、同時に回路内の残留思念を打ち消します。

前回書いたように、ジオメトリーはレート同様、物質のエネルギーだけでなく感情や意思、願望といった、ありとあらゆるものの図形化が可能で、言ってみれば独自の符を製作するようなものですから、そういった点も意識して黒パネルで少し怪しげなデザインにしてあります。小型化・省略化という点では、PICとLCDを使えば方位の測定表示なんて、この10分の1以下の大きさにできるのですが、どこまで小型化するか、省略するかという問題になると、私の場合ある程度アナログの部分と、装置として存在感がないと製作するのも使用するのも面白みを感じない性格のため、こういった形になっています。

で、これは前回の装置とは違って、内部に複写構造もタイマー機能もなく、ジオメトリーの測定のみに特化していますが、方位を選択表示させることにしたおかげで、例えばサンプルを置く部分に現実の方位に合わせて自宅の地図をおけば、自宅からの方位の吉凶や、空間のエネルギーレベルの測定、また、いわゆる龍道やレイライン、霊道といったエネルギーの流れ、呪詛や念などによる霊的に障害となるエネルギーの流れの有無や、それがどこから流れてきて、どこへ抜けていくか、なども測定することができます。
経験上、そういったエネルギーラインは太いものでも数m程度が多く、細いものだと数cm程度で、16方位では完全に割り出すことはできないのですが、大まかな割り出しとしては十分、参考になります。

話を戻して、こちらが自作のジオメトリーカードです。

 

 

左から、8方位の測定値に中心から直線を引いたもの、真ん中が8方位の測定値を直線で結んだもの、そして右が16方位の測定値を強度に合わせて色分けしたものです。サンプルは同じで、右の図形では立体感が出て、カードの作成は多少、面倒ですが、私はこの作図法が気に入っています。また8方位と16方位では当然のことながら精度が大きく変わるのが良く分かります。

また作図に使用するインクは墨汁を使用して、その墨汁に電気的に再放射するエネルギーを事前に加えておく、というやり方も試しました。これはご存じの方もいらっしゃると思いますが、仙道・気功シリーズの高藤聡一郎氏の著書に書かれている方法で、例えば道教、古神道などで使用される符というものは、その符に強い気がこもっているかどうかが重要なのですね。普通は作図者がそのための能力、つまりエネルギーの制御ですが、それに長けていることが前提で、それがない一般の人が作っても効果が出ないわけです。
そこで、符を作図する際に使用される墨汁に、前もって機械的に気をこめておくことで、そういった制御に長けた人たちと同等以上の効果を引き出そう、というわけで、氏の著書ではかつて販売されていた「電子気功師」という電気的に気を発生させるという器具によって、墨汁に長時間に渡って気を送り続ける話が記載されています。氏によれば、この器具からは微弱ながら確かに気が発生しており、どんなに強い力を持っていても人間には限界があるが、器具ならば微弱ではあっても電池が続く限り、延々と使用可能であり、結果的に人間以上の気を込めることができる、とのことで、同じ手法を取り入れてみたわけです。

 

「电子气功师 Q-2」

 

これが中国から輸入販売されていた電子気功師です。画像が小さく白黒なのは汚いのをごまかすため(´ー`) 壊れていないので今でも使えますが、中身はそれほど複雑な回路ではないので、ACアダプター仕様に変更した自作品を1から作って、そちらを主に使いました。あ、ついでに言っておきますが、気を電気的に発生させると言っても、無誘導巻きコイルなど特殊なコイルを使用した気を発生させると称する装置ではダメです。これらは以前の記事でも書いたとおり、コイルによって気が特定の質に変換されてしまっていて、ジオメトリーには向きません。電子気功師はコイルなどは使用せず、単に微弱電流を電極パッドから通電させるだけですので、高藤氏の言うように、良くも悪くもない、質的に均一な電気エネルギーそのものが発する気に近く、ジオメトリーに向いています。

で、これによって長時間、気をこめ続けた墨汁を使って、ジオメトリーの線を引いたり、線の中の塗りつぶしに使います。私が実験した限りでは、単なるカードに光や磁力を加える方法より、気を込めた墨汁で図形を描く方が間違いなく効果が高いです。

ただ、墨汁そのものは気の保持力が高いそうで、私の測定でも数ヶ月は持つのですが、いずれエネルギーの放射はなくなりゼロになります。そうなるとカードを1から作らなければならず面倒です。高藤氏の著書では、図形に向かって気功を行うことで、図形の気が補充・強化されると書かれていますが、そもそも気功用のカードではありませんし、第一、そんなことを続けるのは面倒です。その点、光や磁力を使った方法なら、カードそのものを作り直す必要がなく、とても楽です。
効果が高く、それでいて作り直す必要のない、両方の長所を取り入れた複写器がベストということで、それも製作しました。でもこれは秘密(*´ω`*) ま、実際のところお見せするほど大したものじゃないだけですけどね~。

いや~ラジオニクスって本っ当に素晴らしいものですね。
ではまた、ご一緒に楽しみましょう(*´∀`)