このブログがきっかけでメールのやり取りをさせていただいている方と、テンソル・リングの話題になったので、サクサクッと記事にしておこうと思います。

テンソル・リングとは、キュービットという単位の長さにカットした2本の捻じり銅線を輪にして接合したもので、ダウザーがジオパシック・ストレス(電磁波や地磁気、あるいは水脈、断層等々、様々な原因によって引き起こされる土地のエネルギー障害)の改善の過程で考案したそうです。毎度のことですが、面倒なので詳しい来歴や理屈、効果については他のサイト(ほとんど英語サイトですけど)で調べてください。一見、凄いことが書いてありそうで、実は大したことは書いてないというオカルトグッズにありがちなパターンですので、英語ができなくても自動翻訳で十分、理解できます(๑´ڡ`๑) とにかく不思議な効果がいろいろと期待できるのだそうで。

で、私もテンソル・リングそのものは海外のコイルマニアのサイトで見かけていて、捻じり銅線をひと目見て「無誘導巻きコイルやカドケウス・コイルネタの延長だろう」とまったく興味を持たなかったのですが、前述のとおりリングの話題になり、とりあえず作って実験してみることにしたので、どうせなら製作方法も記事にしようかな?ということになったわけです。YOUTUBEにも製作動画が上がってますし、わざわざ紹介するほどの難易度でもないのですが、参考にしてみてください(´ー`)ノ

とりあえず安く作りたいのであれば、必要な物は定規、銅線(銅針金)、ハンダこてとハンダ、フラックス、ニッパー、幅が広めの鉄工ヤスリと紙ヤスリくらい。ニッパー、鉄工ヤスリ、紙ヤスリなどは百均のもので十分です。
銅線は長さによって最適な太さがありますが、とりあえず気軽に作れる小さめのリング(ロイヤル・キュービットの半分、26.16cm)なら1.2~1.5mmくらいの太さが作りやすいと思います。私の個人的な好みでは2mmが好きです。銅線は値段の高い被膜銅線は必要ないので、ホームセンターで1メートルあたり数十円とお安い銅針金で十分です。ただし、私が買った銅針金はメーカーによれば銅純度99.9%以上とのことですが、物によっては余計な金属が添加されている商品もあるかもしれないので、よくお調べなさい(*´∀`*)
ハンダこては例えば20Wなど低いW数のものだと、1.5mmや2mmの捻じり銅線になると熱がどんどん逃げてしまい、いつまで経ってもハンダが乗らないということがありえますので、そういう場合はW数の高いハンダこてが必要になると思います。私はハンダは使っていないのでハッキリ言えずに申し訳ないのですが、ハンダこてを使う場合は銅線は細めの方が良いかと思います。フラックスはハンダが乗りやすくするために銅線に塗布するもので、なくてもハンダ付けはできますが、あった方が確実に乗ります。
ニッパーは銅線のカットに使用し、鉄工ヤスリは銅線の長さの微調整、カットした切り口の調整に使います。どちらも百均のもので十分使えますが、百均ニッパーでは1.5mmの捻じり銅線でも切断は少しキツイかもしれませんので、その場合は百均の金切りノコで切断した方が楽です。また鉄工ヤスリは細いものでは使いにくいので、幅が広いタイプのもので。なければ木片などに巻いた紙ヤスリでも問題ありません。

じゃ26.16cmのリングを作ると仮定しての作業手順です。
まず銅線を60cmくらい切り出して、歪みをなくすようにできるだけ真っ直ぐにします。この段階で真っ直ぐにしておくと捻ったあとが綺麗です。で、それを真ん中で折りたたみどこかに引っ掛け…えーと、この辺りは以前の記事“ラジオニクスの作り方 ~「Wishing Machine+」”で紹介した佐々木茂美さんのコイルの作り方の図と同じです。

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端は結ばなくても、下の画像のように端をクルンッと丸めて電動ドリルの(なければ時間は掛かりますが棒などに固定し、ひたすら手動で)チャックに突っ込み、抜けないようにしっかり締めればOKです。

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多少、引っ張ってテンションを掛けながら右回転(正転)させて、お好みの捻じり間隔になったら完了です。作れば分かりますが、最初に銅線を長めに切り出すのは、捻っていくと捻じりが増えるにしたがって長さが短くなっていくからで、これは銅線が太ければ太いほど顕著です。

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↑の画像、上が切り出した銅線を真っ直ぐに手直ししてから捻ったもの、下がそのまま捻ったもの。手直ししてから捻った方が綺麗で真っ直ぐです。

捻じり終わったら、26.16cmより1~2mm長くニッパーでカットし、カット面をヤスリで平坦にしながら、長さを合わせていきます。私は性格的にきっちりしたい方なので、長さの測定には直尺とノギスの両方を利用していますが、海外でテンソル・リングの販売も行っているサイトの製作動画では、目印に対して目測で調整していますし、0.1mm単位の測定自体、相応の測定器と経験がない限り一般的には正確に行うのは無理があるので、あまり神経質になる必要はないと思います。

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こんな感じでカット面を綺麗にしながら長さを合わせます。私はカット面の調節はミニルーターでサクッとやってしまいます(ダイソーのミニルーターは安物買いの銭失いになるので、やめた方が良いです)。ちなみに銅線は捻る前に各キュービットの長さに合わせておくべきでは?と疑問に思う方もいると思いますが、長さを合わせるのは捻った後で良いそうです。第一、捻る前に合わせてもカットやカット面を平坦にする作業で長さ変わっちゃいますし(゚∀゚)

綺麗に長さを合わせたら、両端をハンダが乗りやすいように紙ヤスリで少し擦って、何か円筒形のものを使って綺麗に円形にしていき、カット面をくっつけ合わせて動かないように固定します。あとは良い感じにハンダ付けして接合すれば完成です。私はハンダ付けではなく、リン銅ロウによるロウ付けにしました。ハンダより全然強度が高く、見た目も多少は銅と似たような色になるので(黄銅ロウにしたかったのですが手持ちがなかったので)、ロウ付けの経験と工具があるなら、こちらの方法を使った方が優れています(*^_^*)

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左から線径1.2mm、1.6mm、2.0mmの銅線を使ったリングで、それぞれ捻じりの間隔は若干、変えています。製作費は、上記のハンダ付け方法で26.16cmのリングを1つ作るのに数十円ってところですね。私はこのあと洗浄して磨き、アクリルシリコンクリアで保護して、仕上がりを綺麗にしています。ロウ付けの場合はまずありませんが、ハンダ付けだと洗浄や磨きその他で接合部に力が掛かると外れる可能性があるので、気を付けてください。ついでにロイヤル・キュービット52.32cmをフルに使った直径17cmほどのリングの写真も↓

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線径は3mmです。中においしい納豆を置いて大きさの参考にしました。大宇宙の聖なるエネルギーをチャージし、さらにおいしくなる予定です(`・ω・´) これくらいの線径の切り売り銅線は価格が跳ね上がるので、1つ作るのに700~800円くらい。製作費よりも手間が掛かることの方が大きいですね。

ご紹介したロイヤル・キュービットの他には、177MHzの主に精神に作用するロスト・キュービットや、ロイヤル、ロストの両方に相乗効果をもたらす188MHzキュービットでも既に製作してみました。それ以上のキュービットもありますが、フルで作りやすいのは188MHzキュービットまでかな。

で、肝心の実験、効果の方ですが、始めたところなので結果はまだまだ先(´ー`)ノ出たらお知らせしますが、 商売じゃないので効果がなければ効果がないと容赦なくハッキリ書きますよ(ΦωΦ)ジ~ッ
あ、もし欲しい方がいらしたらロイヤル・キュービット2分の1が2000円、フルが4000円で。
たいへんお求めやすいお値段になっておりますヘ(゚∀゚ヘ) グヘヘヘヘッ
え?いらない!?ですよねー(*´∀`*)


24Kメッキのテンソル・リングも製作しました☆