前回に引き続き、 Wishing Machineの構成図を元に製作したラジオニクス「Wishing Machine+」の詳しい製作方法を記事にします。

まずは製作に使用する道具から。この工作1つするためだけに下記の工具を全て買うと、工具の方がはるかに高く付いてしまいますが、とりあえず書いておきます。

☆「ハンダこてとハンダ」
(部品や配線のハンダ付けに使います)
☆「ドリル」
(穴あけに使います)
☆「ホールソー」
(大きい穴あけに使います)
☆「ニッパー」
(部品や配線のカットに使います)
☆「ワイヤーストリッパー」
(配線の被膜を剥くのに使います)
☆「ペンチ」
(いろいろ使います)
☆「六角レンチ」か「精密ドライバー」
(つまみを固定するときに、どちらか使います)
☆「カッター」
(あればいろいろ使います)

「道具は良い物を揃えましょう(*´∀`*)」という人も多いですが、初心者はいきなり良い物を買っても1度使って放置→サビだらけ→お金の無駄使い、のパターンも多いので、ニッパー、ペンチ、六角レンチ・精密ドライバー、カッターなど百円ショップで手に入る物は、それを使えば十分です。電線の被膜(外側のビニールですね)をむきむきするためのワイヤーストリッパーも、ハサミや爪切りで何とかなります。
ドリルやホールソーがあれば、楽な作業で高い精度の穴あけが可能(とも言えない)ですが、極端なことを言えば穴さえあけば良いので、例えば百円ショップで売っている錐(きり)で小さい穴をあけ、そこへハサミを突っ込んでグリグリして穴を広げるとか、ホールソーであけるくらいの大きな穴の場合は、オルファのコンパスカッターを逆方向に回して削っていけば、厚み2mmくらいのプラスチックの穴あけなら可能です(本来の使い方ではないので注意してください)。
ハンダこては必要なので、20wの最安品をこて台、ハンダと共に買ったらアマゾンで1,400円くらい。本当はこて台なんかも少し良いものだと使いやすいんですけど、とりあえずこんな感じで適当に全部買ったとしたら、2千円ちょっとくらいですかね。工作好きの人なら持っているものばかりですから、借りるのも良いと思います。

次は部品リストです。
電子部品をお近くで購入できない方は、秋月電子やマルツその他の通販で購入してください。今回は全てマルツで用意しました。

☆「アンプキット」
(2.9Wパワーアンプキットを使用)
☆「可変抵抗(ボリューム)×2」
(B特性1KΩ×1個 B特性10KΩ×1個)
☆「ボリュームプレート×2」
(大きさが何種類かありますので、下のつまみと合うもの)
☆「ボリュームつまみ」
(上のプレートに合うサイズなら何でも良いです)
☆「ポリウレタン銅線」
(太さ0.5mm前後でしたら何でも良いです。10m巻き)
☆「ロッドアンテナ」
(折りたためて安いのでこれにしました。何でも良いです)
☆「トグルスイッチ」
(ON-OFFできれば何でも良いです)
☆「スイッチングACアダプター」
(電源です。12V 0.5Aの安いもので十分です)
☆「パネル取り付け用2.1mmDCジャック」
(電源を本体に接続するジャックです。径に注意)
☆「タカチSS-160」
(ケース。お家にあったのでこれ。お好みで)
☆「アクリルパイプ」
(入力部に。これもお家にあったもの。厚さ2mm内径50mm)

こんなとこかな。書き忘れあるかもしれないので、気づいたら書き加えます。なのでこのページを参考に製作しようと思う方は、今のところは文字通り、参考程度にしておいてください。

構成図では銅板でサンプルをサンドイッチする形になっていますが、今回はアクリルパイプが残っていることと、単なる銅板を使用するより、何となく見た目もそれっぽいので、アクリルパイプに銅線を巻いたタイプの入力部とします。見た目とか気にしないのであれば、銅板2枚の方が簡単です。

あと、マルツに売っていたのが記載したパワーアンプキットで、この手のキットが秋月などでも手に入りやすいです。一口にアンプと言っても用途別に種類があって、初心者は訳がわからないことになりがちですから、とりあえず格安のパワーアンプキット(秋月なら「TA7368使用小型アンプキット」や「東芝TA7252APオーディオアンプキット」、他ではLM386などを使ったキットも安いです)を使ってください。いずれも数百円で販売しています。将来的には自分の考えにあった特性を持つ、自作アンプを組めるようになるのがベストだと思います。

で、上の具材を使って配線した場合の構成図が下の画像です。

iwm+.jpg

構成図をモデルにしたシンプルな内容ですので、作るのに特に難しいところはありません。使用に際しては一般的なラジオニクスのようにスティックパッドなどの検知部がなく、アンテナが出力部になりますから、検知部もアンテナが掛け持ちします。つまりアンプの増幅度や同調はアンテナ上でダウジングをして決定するわけです。それで十分、使えますが、もしアンテナの上でダウジングするのは何か嫌!とか、スティックしかできないのでしたら、アンテナへ接続する配線から延長して個別に検知部を作ってください。あと、パイプと銅線を使わずに銅板2枚を使用した入力部にするなら、同調用ボリュームの3つある端子のうち両サイドを、それぞれ銅板に1枚ずつ接続すればOKです。

またパイプに巻く銅線コイルですが、今回のWishing Machineの構成ではコイルに入力以外の役割はないので、右巻きで良いです。銅線はただ巻くだけでなく、細工して巻くパターンもあって、例えば別の記事でも紹介した大橋正雄さんの波動性科学の原子波発生理論による無誘導巻きコイルや、電気通信大学名誉教授の佐々木茂美さんによる、特殊無誘導巻きコイルによって発生するエネルギーが生物に与える影響を実験した論文に掲載されている、特許も取得されているコイルの作り方などもあります。ついでに佐々木茂美さんのコイルの作り方も紹介しておきます。

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図の1のように、銅線を二つ折りして、何かに引っ掛けます。したら、図の2の様に端っこを結びます。したら、結んだ部分を何かに引っ掛けて、ひたすら回します(電動ドリルが楽です)。するとどうでしょう?図の3のように螺旋状の1本の銅線ができあがります(゚∀゚)実際はこんなにスカスカではなく、もっとびっちりと巻けるわけですが、いずれにしろ1本の銅線に仕上がったら、今度はこれを最初の構成図のようにパイブに巻いて、入力部にするわけです。

で、これはまぁ、こんな方法もあるんですよ?こういう使い方をしている人もいるんですよ?と紹介しただけで、個人的には入力部に無誘導巻きコイルは「オススメしません(;^ω^)」
大橋さんの著書にも、無誘導巻きコイルはその特性(例えば長さや太さ、螺旋の間隔その他もろもろ)によって、特定の周波数の原子波(気や波動)を副次的に放射してしまうことが書かれています。副次的に放射する原子波がどんな原子波か分からないので、当然、どんな影響が出るかも分からず、肉体に悪影響が出て相当、悩まれたそうです。
また、佐々木茂美さんの論文でも、特殊無誘導巻きコイルが発生するエネルギーによって、生物の成長などに影響が出る事実は実験によって明らかにされていますが、「これをこうすればこういう結果になる!」という単純なものではなく、同じような内容の実験でも、生物の成長を明らかに阻害している事例も書かれています。影響があるのは間違いないけども、何をどうすれば、どういう影響が出るのか、よく分からない(o・ω・o)というわけです。
入力部はサンプルの情報(エネルギー)を素直に入力してくれさえすれば良いので、よく分からないエネルギーを発生しちゃう、それも場合によっては悪影響が出るかもしれないようなエネルギーを発生する入力部では困るので、私は入力部としてはまったくオススメしないというわけで、シンプルな右巻きコイルがベストだと思います。でも何度も言いますが、それが良いと思う人にはそれが良いので、否定はしません。ご自由に(;^ω^)
どっちだよ!って話ですが、ネタとして書いてみただけなんです(*´ω`*)

本当は今回で現物を作って終わるつもりだったのですが、あるある(*^^*)と思っていたアクリルパイプが亀裂が入っている全然ダメなやつだったので、今回はイラストでお茶を濁すことにしました。すみませんm(_ _)m。パイプが届くのがアクリル屋さんの休み明けなので、かなり先になってしまいそうです。
その前に自作のラジオニクスの紹介を1度入れようと思います(*´∀`*)