自作ラジオニクスの記事を掲載してから、中身について初メールをもらいました。基本的なラジオニクスの自作方法や回路図は、ネットで検索すれば出てくるので解説することもないかと思っていましたが、ラジオニクスは元より工作自体まったくしたことがない方も多くいらっしゃるということで、いずれ他の記事で紹介しようと思っていた「Wishing Machine」(直訳すれば希望の装置、要は願望達成器ですね)と一緒に、軽~くですが説明しようと思います。

下の画像は、G. ハリー スタイン著の『MIND MACHINES YOU CAN BUILD』の9章 “The Wishing Machine” に掲載されている、Wishing Machineの構成図です。

 

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この図はネットにも上がっているのでご存じの方もいらっしゃると思います。写真や願いなどを書いた紙を銅板で挟み、情報をアンプへと送って増幅し、アンテナで飛ばす、という単純なもので、アンプを使用したラジオニクスも基本的な考え方は同じです。

かつて遠隔害虫駆除を請け負って実績を上げた、実在した会社であるユカコ社が独自に開発した装置「ユカコ・デバイス」も同様の構成だったそうですが、ここで興味深いのは、当初、ユカコ社が使用し成績を上げていたヒエロニムス・マシンを、このユカコ・デバイスに変えた途端、営業成績がガタ落ちしてしまった、という話です。これが事実であれば、この構成では「効果が出ない」わけで、その原因を考えて構成を変えなければなりません。
※書き忘れましたが、『MIND MACHINES YOU CAN BUILD』には3段トランジスタアンプを使用した上の図と同じ構成の装置によって、実際に効果が表れた事例も書かれています。
ヒエロニムス・マシンでは内部にプリズムが使用され、その調整にはダウジング的能力が必要となるのに対し、ユカコ・デバイスは単にアンプで情報を増幅しようとするのみで、その辺りの違いに効果が出ない原因があるのではないか?とヒエロニムス自身が語っていたそうですが、これは私も自分の経験から納得できる話です。

と言うのも、私は子供の頃からこういったオカルト方面に興味があったので、いわゆる能力開発や願望実現法など、いろいろ試してみたことがあります。しかし、その中でモノになったものと言えば自律訓練法と軽い瞑想、そしてダウジングくらいなもので、気功なんて凄く有名な先生に直接、指導してもらいながら、結局は長続きしないという体たらくぶり…だって毎日毎日休まず1時間も練習なんてやってられないですよ?面倒臭いし(๑´ڡ`๑)
当然、今で言う引き寄せの法則のような、潜在意識を活用した願望実現法も若い頃には試しましたが、1度も成功はせず。しかし、何もこれは私だけでなく、現実にはほとんどの方が似たような状況なんだと思います。
でなければ、タイトルだけ変えて内容はさして代わり映えしない、似たような内容の能力開発・願望実現法などの本が、売れては廃れ、売れては廃れるはずがないのです。みんな、上手くいかないから「何かもっと良いものがあるのでは?」と放浪して彷徨って、いずれ「そんなものは幻想なのだ」と頭の硬いお父さんよろしく、夢中になっている人に対して「何?君はまだそんなものに興味があるの?若いなぁ(´ー`)」と、したり顔して語るパターンに陥ります。

私もそうなるはず?だったのですが、ラジオニクスでは違ったのです。別の記事でも紹介した自作初期のラジオニクスが完成する、さらに以前の話ですが、簡易的な装置を使って植物実験をしてみたところ、最初の1回目から成長に違いが出ました。いろいろな能力開発・願望実現法では何ら効果を体感することがなかっただけに、はじめは単なる偶然だと思いましたけど、実験を重ねていけばいくほど、実際に何らかの力が作用しているとしか思えないわけです。

他では全然ダメだったのに、なぜラジオニクスでは効果が引き出せたのかを考えてみると、それはラジオニクスを使用したから…ではなく、ラジオニクスの操作にダウジング(スティックでも同じです)を使用しているから、としか考えられないのです。ダウジング自体は、もう20年以上続けていて、それ相応の自信もありますし、始めたころは自分なりに練習メニューや補助練習も考え、かなり真剣に練習していました。私の感覚だと、そうやって“一定以上”のダウジング能力を持ってラジオニクスを使用すると、まるで潜在意識の発動を抑えようとする顕在意識の壁をスルーしていくような、潜在意識ダイレクト感というか、丸出し感を感じるのです。ダウジングが自分自身の潜在意識との対話であると考えれば、一定以上の能力(つまりしっかり努力して習得していること)という意味も、ダイレクト丸出し感も何となくお分かりいただけると思います。
そして、その次に潜在意識からの情報をレートなどの数字に置き換える、物質としての装置が補助として機能するわけです。

ですから私の体験に照らしても、Wishing Machineやユカコ・デバイスで効果が出ないのは当然の話で、逆に言えばダウジングをしなくても、自然とダウジングを使って装置の調整をしたのと同じ心身の状態に持っていけるような才能の持ち主なら、これを効果的に扱えるはずです。私のような凡人にそれは難しいですから、この構成図にプリズムでも可変抵抗でも、何でも良いのでダウジングやスティックによってエネルギーの同調点を探り、設定する部分を付け足すと良い感じになると思います。例えば可変抵抗1つならこんな感じとか。

 

 

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配線方法はいろいろありますが、とりあえずアンプの入力側に繋がってさえいれば、好みで決めて大丈夫です。0~100のボリュームプレートを使用すれば1ダイヤルでもいろいろ使えます。1ダイヤルと言っても、オーディオのパワーアンプには増幅度を調節するボリュームが付いているので、増幅度を固定で使用しないかぎり、ダイヤルは増幅度調節用に1つ、同調用に1つで計2つになります。それだけでは物足りないなら、同調用の可変抵抗を3つでも5つでも繋げてしまえばいいのです。これで単にアンプを使用しただけのWishing Machineより、はるかに効果的に働きます。

そこでクドいですけど念のため繰り返しますが、効果的に働かせることができるかどうか1番の問題となるのは、装置の増幅にアンプを使っているとか、可変抵抗をたくさん追加しているとか、あるいは“特別な仕掛け”があるとか、そんなことよりも『きっちりとダウジング(スティック)ができているかどうか』です。そこを勘違いすると、ラジオニクスの歴史や構造は完全に無視して「自作品は電子オカルト好きの工作で終わっているので、全く作用しない」などと的外れなことを平気で言う人に左右されてしまいます。
こういうことを言う人たちの大半がお金儲けが絡んでいるので、ある意味、仕方がないとも思います。構造に何の秘密もありませんよ?特別な仕掛けなんて大して意味がないですよ?そんなことより、しっかりと時間をかけて努力して、ダウジングやスティックを確実なものにしてください!なんて本当のことだけを言ったいたら、装置なんて売れないですし(;^ω^)だから必死になって、どれだけ装置が特殊なもので、ここでしか手に入らなくて、これさえ使えば誰でも効果抜群(`▽´)!みたいな宣伝ばかりするのです(´д`)
しかし、そういった高額で特殊な装置を含めても未だ超えられることのない、素晴らしい実績を残した過去のラジオニクス研究者たちの使用した装置は、何ら特別な仕掛けなどない“電子オカルト好きの工作”であって、“自作品”だということを忘れてはいけません。もちろん、それは長年に渡る研究と創意工夫の上に完成されたものであることは言うまでもありませんが。

あ、何も私は装置を売っている人たち全てを否定してるわけじゃないですよ。かつて装置がインチキであると訴えられ、法廷で治療実績を認めさせて勝訴した、イギリスのデ・ラ・ワー研究所だって、構造だけを考えればボッタクリとも言える10~15万円前後(そこに至るまでの長年の研究と治療実績、そして膨大なレート表の成立を考えれば安いとも言えますが)という価格で装置を販売していたのですから、しっかりした物を「適正価格」で売る分には、販売自体は何も悪いことではないです。当然です。
私が気に入らないのは、その装置を売るためなら他を扱き下ろしたり、霊感商法同然のマネを平気でする連中のことです。

ハッ( ゚д゚)!
自作品を小馬鹿にするコメントを偶然、目にしてカチンッときて、余計なことまで書いてしまいましたが、話を戻しましょう。上記の構成図のアンテナ部分に、出力部としてスティックプレートなどを増設、または変更してしまえば、アンプを増幅部とした立派なラジオニクスのできあがり。 こんなものでは効果は出せない、といった間違った先入観さえ持たなければ、これで立派に作用しますよ(*^^*) 間違いなく、絶対に。…たぶん。

というわけで、記事はこの辺で終わるつもりだったのですが、図だけじゃ面白くないし、作るという点では具体的な参考にもならないですね。何より過去に自作した装置の紹介を続けるより、新しいものを作っている方が楽しいので、実際に2枚目のWishing Machineの構成図を元にした、誰でも作れる装置「Wishing Machine+」を作ってみることにしました☆
年末に入って少し忙しいので、時間ができたら次の記事で詳しく説明します(*´∀`*)