これまた一部のマニア以外、見たことも聞いたことも興味もない装置、原子波生成器です。

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故、大橋正雄さんが体系づけた“波動性科学”のひとつの肝である、

「交流電流を無誘導巻きコイルに流すと原子波(気などの根源的エネルギーと同義)が発生する」

という点だけに着目し、それ以外の理論などロクに理解もせずに(同じ人が多いかと思います)実験用に作った装置です。

生物(生物だけではありませんが)は固有の周波数の原子波によって成り立っており、さらにその生物を構成する各器官にもそれぞれ固有の周波数の原子波があり、さらにさらにその各器官を構成する細胞その他にも固有の周波数の原子波があると。

大橋さんの著書にもありますが、例えば単細胞生物であるゾウリムシの周波数にビターッ!と合った周波数の原子波を人工的に生成して加波すれば、ゾウリムシの細胞は力を与えられ、短時間で異常増殖するなどの現象を示し、ゾウリムシの周波数から僅かにずらした周波数の原子波を加波すれば、ゾウリムシ本来の周波数の原子波と唸り現象を起こして、まったく異なる原子波を生成、その結果ゾウリムシの生命活動は停止する、つまり死滅するというわけです。

本の中でも白癬菌、いわゆる水虫菌に3MHzの原子波を加波し、完治させた実例が掲載されていましたので、

「なるほどなるほど、じゃガン細胞やウイルス、細菌の周波数が特定できれば治療できるな!」

というわけで、最大100MHzのDDS(任意の波形や周波数をデジタル的に生成するための電子回路)を合成波用に2台搭載し、周波数の細かい選定は得意のダウジング使えばいいじゃん♪と安易な考えで製作したのが、この装置です。写真の左右の円形プレートが入出力部で、右側に対象のサンプルを置き、左側のプレート上で振り子を振って測定します(私は左利きなので)。

シャーレ内で増殖させた細菌の実験や、ノミ、蝿、もちろんゾウリムシでも実験を行いましたが、これがまぁ難しい。著書の中でも10くらい(曖昧)条件を満たさないと上手くいかないと書かれていましたが、その上で対象となる生物の周波数は外的要因によって変化してしまうことから、1回上手くいって周波数を特定できたか!と思っても、次に同じ実験をしても何の変化もないという、再現性のない結果に終わります。仮にそこを乗り越えたとしても、周波数は対象となる生物の大きさで決まるので、例えばガン細胞を対象とした場合は、その大きさは10µm程度、じゃあ10µmからわずかにずらした周波数を設定すれば、ガン細胞を殺せるかと思いきや、体内には同じような大きさの免疫細胞も多数存在し、理論的にはそれらも一緒に殺しちゃうことに。

ダメじゃん\(^o^)/

結局、半年ほどひたすら実験にハマって、その後はホコリを被っています。
ただ一例、私の父が水疱型の水虫だったので、足の白癬菌に対して個人的に割り出した3.1MHzの原子波を加波したところ、たった30分の加波で水ぶくれになっていた部分が明らかに萎み、その後、30分ずつ2回加波して完全に治ってしまいました。これだけは私自身も驚き、父も驚いていましたが、実用になったのはこれ一例だけ(*´ω`*)
この理論を本当に役立てるためには、やはり本にあるとおり、周波数のみならず詳細な波形の特定まで突き詰めなければならないんだと思います。私のような生半可な情熱では、その片鱗すら掴めないのが現実というわけで。

製作費は、これも古い装置なので具体的な金額は覚えていないのですが、1からDDSを自作するのが面倒で市販のキットを利用した為、かなり高く付きました。ウン万円です。高いオモチャです。今は数千円と安い中華製のDDS完成品がアリエクスプレスなどで買えますし、あとは無誘導巻きコイルを作るだけで実験はできるので、興味がある方は試してみてください。
また気功や生命エネルギーに興味のある方にも、原子波の生成理論やその特性はとても興味深く、また符合する部分も多いので、大橋さんの本は面白く読めると思います(*´∀`*)