8月,お盆の時期に取得した夏休みを利用して、久々に両親等が眠るご先祖様のお墓参りに行くことにした。これまで単身赴任で遠方での生活が長かったことから、お墓参りに行くのは3年ぶりだったかな。数年前に車を売却したので(※1 固定費削減に踏み切った。経済的にも精神的にも楽になった)、レンタカーを走らせて午前中に霊園に到着。1時間程度でお墓周りの掃除から始まり、献花や焼香、合掌を終え、ご先祖に再訪を約し、別れを告げて帰宅。今年は暑かったこともあり、身体は大分疲れたが、不思議と清々した気分となり、こんな気分はこれまでの墓参り史上初めてだ、とつくづく思うのであった。例えて言えば、やる前は億劫だった大掃除をやり遂げたあとの気分、というのであろうか。それは、単にお墓の掃除をしたからでは無く、心の重荷から一部開放されたような、晴々とした感情である。さては、墓参りを長らくしていなかったからかな・・・。いやいや、これまでも、お墓参りは不定期に行くことが通常だったのである。全くもって、今までの人生で、お墓参りでそのような気分になったことは初めてである。還暦を過ぎると、人の気分も変わるものなのか。あまり考えたくはないが、自分も60代となり、人生の後半戦に入った感が強まり、先祖のいる、所謂、あちらの世界に近づきつつあるという感情が無意識に強くなったのであろうか。

 人はその年齢に達しないと、絶対にわからない感情というものがある。他には、草花を見て感動する気持ちもその例である。草花を見て感動するなど、男だからなのか、50代前半までは少しもなかったのだが、最近では会社帰りに花屋の前を通り、気に入った花があれば家に買って帰って、食卓に飾るまでになった

 お墓参りは今後は定期的に行こうと自分に言い聞かせるのであった。

 

(※1:このことに関しては次回のブログで詳細を説明しようかな)